韓国:サムスン水タンク事故、現場休業手当てを支払え | |
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「サムスン水タンク事故、現場休業手当てを支払え」「サムスンエンジニアリングは、3人が死亡した重大災害事件の責任者」
イ・ジョンウン記者 2013.08.27 12:02
サムスン精密化学工場で起きた水タンクの爆発事故により、該当現場で働いたプラント労働者は仕事が出来なくなり、休業手当てを要求している。 ![]() ▲民主労総プラント労組蔚山支部は22日付会見を開き「サムスン精密の水タンク事故現場で働いたプラント労働者に休業手当てを支払え」と要求した。[出処:蔚山ジャーナル] サムスン精密化学と米国MEMCの合弁法人であるSMP(Samsung-MEMC Polysilicon)は、サムスン精密化学蔚山工場内のポリシリコン工場を建設して いた。サムスンエンジニアリングが施工を担当し工事していた7月26日、水タンクが 爆発する事故が発生し、労働者3人が死亡し、12人が負傷した。重大災害発生で 作業中止命令が出され、工事が中断しており労働者たちは賃金を受け取れない状態だ。 民主労総全国プラント建設労組蔚山支部は、8月22日に市庁で記者会見を行って 「サムスンエンジニアリングは重大災害事故の発生に責任を取り、休業手当を 全額支払え」と要求した。続いて雇用労働部蔚山支庁を訪問し、休業手当ての 支払いを要求する陳情を提出した。 労組は「施工者のサムスンエンジニアリングは、事故発生による責任と義務を 果たさず、むしろ『甲』の地位を利用して下請け企業に文書を発送して休業 手当ての支払いを禁じ、労働者に無給休職を強要した」と主張した。 労組が公開した文書によれば、サムスンエンジニアリングは下請企業に労働者 たちの離職を勧告し、無給休職を申請する通知の内容と無給休職申込書の様式、 そして無給休職書を作成せず休職給与を要請した場合の措置方案に対する指示 を出した。 労組は「サムスンエンジニアリングは3人の命を奪った重大災害発生の責任者と して、事故により発生したすべての被害の補償だけでなく、作業の中断による 日雇いプラント建設労働者たちの生計問題についての責任を取るのは当然の義務」 と主張した。 また、労組は今回のような事故が再発することを防止するために産業安全保健 委員会を再構成して、労働組合活動を保証しろと要求した。産業安全保健法は 事業主と労働者が同数で産業安全保健委員会を構成して、産業安全と保健に関 する重要事項を審議、議決するように規定している。 しかし労組は「現在、サムスンSMPの新設現場の産業安全保健委員会はサムスン エンジニアリングの安全責任者さえ、誰が構成員なのかわからないだけでなく、 業者の所長を通じて確認した内容によれば、労働者の代表として現場管理者の 班長が任命されているほど形式的に構成されているだけで、何の役割も果たし ていない」と主張した。(記事提携=蔚山ジャーナル) 翻訳/文責:安田(ゆ)
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