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韓国:サムスン電子サービス労働者、焼香所拡大
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サムスン電子サービス労働者、使用者側の妨害の中、焼香所拡大

大学キャンパスでも自発的に焼香所設置

ペク・イルジャ記者 2013.11.05 11:24

サムスン電子サービスの労組弾圧と暴力的な労務管理で命を失った故チェ・ジョンボム烈士を追慕する焼香所が全国に広がっている。金属労組サムスン電子サービス支会は11月4日現在、天安トジョンと東仁川、平沢、巨済、蔚山など全国21のサムスン電子サービス センターに焼香所が設置されたと明らかにした。

今後、金属労組とサムスン電子サービス支会は全国のサムスン電子サービスの すべてのセンターと金属労組所属事業場全域に焼香所設置を拡大する予定だ。 サムスン電子サービス支会は「多くの市民社会団体と共に烈士対策委を構成し た民主労総も、労働組合所属事業場と社会各界に全国的な追慕の雰囲気を造成 して、烈士の意を受け継いで闘争を展開する」と明らかにした。

焼香所設置の過程で永登浦センターと城南支店などはサムスン電子サービス側 から頑強な妨害を受けたという。サムスン電子サービス支会によれば11月4日朝、 業務開始前に永登浦センター労働者たちは40人ほどの組合員と合同焼香をして、 3階に焼香所を設置した。永登浦センターの社長は焼香所設置が不法だとし警察 に申告までしたが、出動した警察は不法と言うのは難しいとし撤収した。永登 浦センターは9月、センター内の非組合員管理者により、組合員への一方的暴行 事件があり、地域住民と市民社会団体から顰蹙を買った所だ。当時暴行された 組合員はまだ通院治療している。

[出処:サムスン電子サービス支会]

一方、サムスン電子サービスセンターだけでなく、各大学にも焼香所設置が広 がり、追慕の波が続いている。4日午前、梨花女子大の学生は学生文化館ロビー に烈士の死を知らせ、誰でも追慕できる焼香所を設置した。サムスン資本が 財団を所有する成均館大学校と中央大などにも烈士の死を知らせる焼香所が 設置され、ソウル大と高麗大、延世大、慶煕大なども焼香所が設置される予定だ。

付記
ペク・イルジャ記者はニュースセルの記者です。この記事はニュースセルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に対して同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-07 00:03:39 / Last modified on 2013-11-07 00:03:39 Copyright: Default

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