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韓国:サムスン半導体脳腫瘍で闘病 イ・ユンジョン氏死亡
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サムスン半導体脳腫瘍で闘病していたイ・ユンジョン氏死亡

7日午後8時頃に死亡...2010年5月5日、時限付き宣告後 闘病

ユン・ジヨン記者 2012.05.08 09:26

サムスン半導体温陽工場で働いて、脳腫瘍(膠芽細胞腫)の診断を受け、闘病を 続けてきたイ・ユンジョン(33)氏が5月7日午後8時頃に死亡した。

イ氏は1997年に19歳でサムスン半導体温陽工場に入社し、高温テスト工程で6年間 働いた。その後、2003年の春に退社した後、専業主婦として生活してきた。

しかし2010年5月5日の子供の日、イ氏は脳腫瘍(膠芽細胞腫)の診断と共に1年の 時限付き宣告を受けた。診断後、脳手術と坑癌治療などを受けて闘病してきたが、 結局2012年5月7日、午後8時頃に死亡した。

遺族は夫チョン・ヒス氏と8歳、6歳の二人の子供がいる。故イ・ユンジョン氏 の遺体安置所は仁川労災病院(旧仁川中央病院)に作られた。

一方、故イ・ユンジョン氏と同じラインで働いていたユ・ミョンファ氏も重症 の再生不良性貧血を抱えている。ユ氏も輸血に頼って11年、闘病生活を続けて いる。3月3日にもサムスン半導体器興工場で働いていた故キム・ドウン(36)氏 が乳ガンで死亡した。

今まで『半導体労働者の健康と人権守備パノルリム』に報告された半導体電子 産業職業病被害情報の提供は154人に達し、このうち62人が死亡した。サムスン 職業病被害情報提供数は137人で、最多だ。サムスン職業病被害情報提供者の 54人が死亡している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-08 20:59:11 / Last modified on 2012-05-08 20:59:17 Copyright: Default

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