| 韓国:サムソンと戦う労働者、全泰壹労働賞を受賞 | |
| [MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
サムソンと戦う労働者キム・ソンファン、全泰壹労働賞を受賞審査委員団、「国家の上に存在する絶対的な黒い手と戦う正しい身もだえ」
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2007年11月06日16時12分
三星の無労組経営と10年間戦っているキム・ソンファン サムソン一般労組委員長 ある弁護士がサムソンの秘密資金問題を暴露し、世の中が騒々しい。今度の機 会がサムソンをめぐる数多くの疑惑を解く契機になることを願う市民の願いが あるからだろう。
サムソンと戦うもう1人の人がいる。サムソンの『無労組経営』に対し、監獄で も戦っているサムソン一般労組のキム・ソンファン委員長だ。全泰壹記念事業 会は、全泰壹烈士37周忌をむかえ、サムソン一般労組キム・ソンファン委員長 を全泰壹労働賞に選定したと明らかにした。 全泰壹労働賞は1988年から労働運動で最も模範的に全泰壹精神を継承した個人 や団体に与えられる賞だ。全泰壹記念事業会はキム・ソンファン委員長を審査 委員団の全員一致で選定した。審査委員団は「サムソンは単純な財閥を越えて 国家の上に存在し、検察と政府機関を操作する絶対的な黒い手であり、これに 対抗したキム・ソンファン委員長の闘争は韓国社会の未来を開く正しい動き」 と選定の理由を明らかにした。 全泰壹記念事業会、「授賞に終わらず釈放要求とサムソン腐敗の輪を絶つ行動に賛同する 「サムソン労働者が自主的な組織を建設する日、これまで願ってきた家族とこれまでの私の生に、もう少し意味が増すのではないか」 -チャムセサンとのインタビュー キム・ソンファン委員長は、87年に労働者が『大』闘争をした時に労働運動を 始め、96年にサムソン・グループ系列会社の利川電気(株)で労組民主化闘争を 展開し解雇された。その後2002年『サムソン解雇者復職闘争委員会』、2003年 サムソン一般労組建設など、サムソンの無労組経営を打破するために10年間闘っ ている。 現在キム・ソンファン委員長は、2005年2月にサムソン一般労組を結成し、サム ソンSDIの位置追跡事件を暴露したことを理由にサムソンに告訴され、実刑を宣 告されて3年近く永登浦刑務所で獄中生活をしている。 キム・ソンファン委員長はサムソンの労働者弾圧の事例をまとめて『サムソン 財閥無労組弾圧白書』を出したのに続き、『ゴリアテ サムソン財閥に対抗する 小人の闘争』という題で本の出版もした。アムネスティ・インターナショナル (アムネスティ)は、今年の2月に彼を国際的な『良心犯』に指定した。 全泰壹記念事業会は「キム・ソンファン委員長に賞を与えることに留まらない」 とし「今年、アムネスティ良心犯に選ばれたキム・ソンファン委員長の釈放の ために大統領府に赦免要求をはじめ、さまざまな活動を展開する。また、サム ソンの腐敗の輪を断ち切る行動に賛同する」と明らかにした。 授賞式は本来11月11日の全国労働者大会で進められるが、全泰壹記念事業会は キム・ソンファン委員長が収監中であることを考慮して、刑務所を直接訪問し、 全泰壹労働賞の象徴であるトロフィーを授ける予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-11-08 03:32:49 / Last modified on 2007-11-08 03:32:52 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |