| 韓国:サムソンSDI、非正規職労働者に大規模な契約解除通知 | |
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サムソンSDI、非正規職労働者に大規模な契約解除通知雇用継承要求、沈黙デモ、1人デモなど進行 蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年02月14日18時06分 三星(サムソン)SDIで働く約300人の非正規職労働者が契約解除で雇用を失う境 遇に置かれている。
梁山に位置する三星SDIは今年5月、釜山のPDP工場竣工を控えてブラウン管を 作る社内企業のヨンソン電子、ミョンウン電子、セギョン・テック、デヒョン PDCの4業者に来る2月15日付で契約満了を通知、これらの業者で働いていた約 300人の労働者が整理解雇事態に直面している。 彼ら業者に対する契約解除の理由は、ブラウン管が斜陽産業だという理由からだ。 また社内企業のグリーン電子(株)7ラインに正規職労働者を投入し、ここで 働いていた6人の女性非正規職労働者にも退職を強要している状況という。 これに一部の労働者は釜山PDP工場で雇用継承を要求し、先月20日から社内食 堂前で沈黙デモを続けている。 三星SDI側は契約期間が残っているのに1月27日から6人の労働者の出勤を阻止 しており、彼らは工場正門と南門で1人デモを続けている。
彼らは工場前で抗議集会を計画しているが、すでに三星SDI会社側が工場正門 に集会申告を済ませており、彦陽ターミナルなどで市民宣伝戦を進行している。 三星SDIのソン・スグン解雇労働者は「会社側は98年に小社長制を導入して 『正規職より賃金もずっとたくさん受け取れる』と宣伝し、当時約2500人の労 働者を非正規職に転換した。今になってわずかな慰労金で家に帰れと言う」と 鬱憤を晴らした。 続いて「竣工予定の釜山PDP工場には新規人員を採用する計画で、彦陽工場の 労働者は整理解雇しようとしているのは昨年国会で通過した非正規法案を避け るため」と声を高めた。 来る15日の契約満了を通報された人々は、一部が慰労金を受け取って辞表を書 いたが、一部の労働者はその後、対策委を構成して雇用継承のために闘争する 計画だ。 合わせて「三星SDI会社側が社内企業と結んだ請負契約書には、定年を55才と 約束した」とし「契約解除に対する法的な責任を三星SDI会社側に問う」と明 らかにした。 非正規職労働者の契約を解除した三星SDI会社側は同じ工程で働く正規職労働 者の雇用問題に対しては公式に言及をしていない。 クビを切られるのも悲しいが、慰労金でも差別される非正規職労働者 一方、三星SDIは契約解除を通知した後、該当労働者の集団的な反発を宥和す るために慰労金を提示しているという。 ところが慰労金もまた1998年の構造調整当時、三星SDI正規職から非正規職に 転換した労働者と、業者から入社した労働者、そして女性、男性間の差が深刻 で、公平性について反発をかっている。
ソン・スグン解雇労働者によれば「会社は社内企業下請け業者労働者には 300万ウォン程度の慰労金を提示したが、金額が少ないと反発したら 800万ウォン程度に金額を上方修正した。正規職から非正規職に転換した 男性労働者には8500万ウォンを提示したが、女性労働者には1500万ウォン程度の 慰労金しか提示しなかった」という。 会社側は男女間での差別的な慰労金支給について「勤務研修、扶養家族」など を考慮して策定した金額だと言っているが、女性労働者たちは「男たちも扶養 家族数が違うではないか」と差別的な慰労金支給は納得できないと述べた。 これに一部の女性労働者は慰労金差別支給に反発し、国家人権委、労働部など に陳情書を提出する計画という。(チョン・ギエ記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-03-11 21:57:53 / Last modified on 2007-03-11 21:57:53 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |