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西海岸油流出被害住民が上京「李健煕出てこい」国会泰安特別委、30日李健煕会長出席要求
ソン・ジフン記者 2012.10.25 14:59
2007年の西海岸で油流出事故が発生してから5年経ったが、被害の補償と責任者 の糾明作業は相変らず遅い。事故5周年を前にして、10月25日、被害住民約 1200人が瑞草洞サムスン社屋の前に集まり、三星グループを加害者だとし、 三星グループの責任回避を糾弾、被害補償を要求する上京集会を開いた。 ![]() 泰安、瑞山、扶安、群山などから上京した西海岸油類被害民連合会の約1200人 は、25日の集会で「泰安油流出事故加害企業の三星グループと、社会的殺人者 李健煕(イ・ゴニ)会長は、国民の召喚による国会出席と三星グループ次元の対 策を出せ」と要求した。集会参加者はこの日から事故発生5年になる12月7日ま でを終末集中闘争期間と宣布し、「納得できる水準の代案が出されるまで、 今後ずっと上京集会をする」と明らかにした。 彼らは、特に大統領選挙政局で各大統領候補が主な公約として『経済民主化』 と『財閥改革』を打ち出しているなかで、代表的な財閥グループのサムスンが 加害企業としての責任と役割を果たしていないと指摘した。彼らは有力大統領 候補に事態解決を要求し、圧力をかけるなど、大統領選挙局面を活用した闘争 の計画も立てていると知らせた。彼らは「私たちの悔しさをほぐす大統領候補 を全面的に支援する」と明らかにした。 油類被害民連合会はこれまでサムスン重工業との何回かの対話で、被害補償と 事故収拾を議論してきたが、実際に執行されたり進められたものはない。その ため油類被害民連合会は「問題を解決する意志も権限もないサムスン重工業と の対話を中断し、関係者が問題解決の精神で三星グループと李健煕会長が出て こい」と要求した。李健煕会長は30日に予定された国会油類特別委への出席を 要求されているが、参加は未知数だ。 彼らは、△李健煕会長が国会油類特別委に出席し、対策を提示して△油類事故 被害による死亡者と遺族に謝罪と責任ある補償をすること、△政府主導の西海 沿岸の生態系復元計画への参加、被害地域海生態系の原状復旧、△地域経済を 再生するためのグループ次元の大規模投資、△被害地域発展基金生態環境学的 被害額と観光客減少による観光被害金額を合算、増額出資を要求した。 この日の集会には進歩正義党の沈(シム)サンジョン大統領選候補も位置した。 沈候補は「各大統領候補が財閥改革と経済民主化を主要公約に提示しているが、 今日ここには出席もしない」と叱責した。沈候補は続いて「泰安事故に対して 三星グループと李健煕会長の決断を勝ち取れなければ、財閥改革も経済民主化 も空念仏に過ぎない」としてサムスンの決断を要求した。集会には、国会泰安 特別委の洪文杓(ホン・ムンピョ)委員長、民主統合党の朴洙賢(パク・スヒョン)、 セヌリ党の金泰欽(キム・テフム)議員も参加した。 ![]() 彼らは集会の後、サムスン本館一帯をデモ行進しようとしたが、警察の阻止で 失敗した。この過程で大小の衝突があったが、連行者は発生しなかった。被害 民連合会は「集中闘争期間に総力をつくしてサムスンの責任を問う」と明らか にした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-10-26 02:22:59 / Last modified on 2012-10-26 02:22:59 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |