| 韓国:サムスン、中国下請業者で不法児童労働の批判 | |
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サムスン、中国下請業者で不法児童労働の批判が広がる「児童労働搾取サムスン李健煕、ロンドンでなく広州に行って即刻謝罪を」
チョン・ウニ記者 2012.08.10 19:42
中国の下請業者での不法な児童労働と劣悪な労働条件を放置しているサムスン 電子に対し、国内外で批判が広がっている。 世界の貧困児童を支援する国際機構の『セーブザチルドレン(Save the Children)』は8月9日に声明を出し、サムスン電子下請業者での児童労働者雇用 に対し深刻な憂慮を表現し、サムスンに根本的な対策を要求した。
[出処:http://chinalaborwatch.files.wordpress.com/2012/08/samsung8-271.pdf] 国内でも国際民主連帯など16の団体が8月10日に共同で声明を発表してサムスン の中国下請工場で発生した児童労働および人権侵害を批判した。彼らはサムスン に対し、即刻謝罪と共にすべての下請業者への労働環境調査基準改善を要求した。 特に、サムスンが無視してきた国内の労働の現実にも注目し、作業場の安全措置 の強化と労組弾圧の中断、および職業病発生責任認定を要求した。 サムスン下請業者で行われている児童労働と労働者人権侵害を提起した『中国 労働監視(China Labor Watch)』の報告書によれば、学生労働者が工場労働者の 80%に達し、この工場では50から100人の子供が働くと推定された。 これらの子供たちは、おとなの労働者と同じ劣悪な労働条件の下で働いている が、賃金の70%しか受け取っていないことが明らかになった。さらに児童労働者 は、負傷が多発する危険な仕事をしていることが明らかになった。
[出処:http://chinalaborwatch.files.wordpress.com/2012/08/samsung8-271.pdf] 労働者は一日に(強要された超過労働3-5時間を含み)11時間、週6日、1か月に 26日から28日間労働する。出勤制度は不完全かつ不公平で、学生と児童労働者 に精神的、身体的な否定的な影響を与えている。 労働契約、保守制度、褒賞と罰則制度の問題も存在し、極端的に厳格な処罰制度 が存在しており、解雇が頻繁だ。 夜間労働者は11時間の労働時間にたった1回の食事時間しかなく、食事時間はたっ た30分から40分が認められ、労働条件も非常に危険で、負傷も一般的だ。 こうした条件に対して国際民主連帯など16の団体は、サムスン自らが協力社に 対しても児童労働禁止などの企業の社会的責任を課しているとホームページに 掲示しているのに、こうしたことが発生したのは、すでに韓国では現在までに 何と56人もの労働者が工場で働いて職業病にかかり死亡したが、その責任を 否定するサムスンの無責任な態度と密接な関係があると批判した。 彼らはまたサムスンが2007年に加入したEICC(電子産業市民連帯)の基準でも、 サムスンの下請業者では児童労働禁止、見習生採用時にも関連規定遵守、18歳 以下の労働者には危険な作業の禁止、週60時間以上の労働の禁止の規定を守れと 強調した。 また労組を弾圧し、自国の工場で数十人の労働者が職業病で死んでいるのに、 オリンピックの広報ばかりするサムスンが、下請業者の労働現実に再び目を 塞げば、サムスンは自ら世界最悪の企業であることを認めるものだとし、 李健煕(イ・ゴニ)会長一家が行くべき所はロンドンではなく今も小さな子ども たちが猛暑の中で一日に11時間も立って働く広州の工場だと指摘した。 問題になったサムスンの中国下請業者はHEG電子で、これは携帯電話、DVDs、 ステレオ装備とMP3などを生産している。サムスン電子は9日に提起された不法な 児童労働に関する下請業者の調査チームを派遣するという立場だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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