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サムスンの『MJ社員』をごそんじですか?...「押されれば切られます」無労組経営の犠牲...尾行に拉致、監禁まで
ソン・ジフン記者 2012.07.23 19:51
サムスンの無労組経営方針でまた一人の労働者が解雇された。 サムスン火災特殊調査チームで働いていたハン・ヨンギ氏は、2009年会社内の 職群統合過程の問題を商社に書面で提出して改善を建議したが、受け入れられ なかった。会社はその後、ハン氏を集中管理対象のいわゆるMJ社員(問題社員) として目をつけて、尾行と私生活監視、強制人事発令などの手段を動員して、 特別管理した。 この過程で労働組合の必要を痛感したハン氏は、サムスン一般労組と民主労総 ソウル本部を訪れ、労働組合結成を準備した。ハン氏の労組結成の試みを把握 したサムスン火災使用者側は2012年6月、ハン氏を解雇した。 そのためハン氏とサムスン一般労組は7月23日午前、サムスン火災の本館前で、 サムスンの無労組経営を糾弾する記者会見を行った。 [出処:サムスン一般労組] サムスン一般労組は記者会見で、サムスン火災使用者側がハン氏の私生活を監視 し脅迫と拉致監禁するなどの不法労組弾圧行為を続けたと主張した。記者会見文 で彼らは「社内と社宅を密着監視し、個人の私生活が極度に侵害された。これに より極度の緊張と神経不安、不眠などで正常な職場生活が不可能なほど」だった とし「ハン・ヨンギ責任の解雇は、李健煕(イ・ゴニ)を頂点として強行される 組織的な犯罪行為」と主張した。 サムスン一般労組が明らかにしたサムスン火災の不法行為は、ハン氏に対する 監視と集中管理だけではない。2010年3月頃、解雇を直感したハン氏がある放送 番組で「サムスン火災が国家機関の国科捜、検察、警察、道路交通公団などを お金で管理し、あらゆる不法を行い、『泰安タグボート国科捜不法ロビー』の 疑惑、サムスン火災加入車両交通事故について不法な方法で警察をロビーして、 捜査資料や個人信用情報の流出、事故内容の操作、集会妨害申告などサムスン 火災の不法事実を情報提供」したという。するとサムスン火災役員が主導して ハン氏を江華島、済州道などに拉致監禁したという。 サムスン一般労組はハン氏を拉致した役員が、番組を放送しなければ不利益を 与えないと約束したが、4月に減給6か月と地方発令の懲戒を断行したと明らか にした。サムスン一般労組はその後もサムスン火災がハン氏の尾行と監視を続 け、結局2012年6月に『暴行自作劇』を通じてハン氏を解雇したと主張した。 サムスン一般労組とハン氏は、こうしたサムスンの無労組経営方針を「サムスン 労働者のためではなく、犯罪者サムスンの李健煕とその族閥の金儲けのための 時代錯誤的な犯罪行為」と明らかにした。 彼らは続いて「サムスンで働く労働者が憲法が保障する労働組合を自由に建設 できていれば、サムスン電子、半導体、電気、SDI、コニン、テクワンなどの 系列会社で働いて白血病やさまざまな珍しい病気で死んだ被害労働者57人の くやしい死はなかった」とし、サムスンに労働組合を結成すべきだと主張した。 ▲サムスン火災を解雇されたハン・ヨンギ氏[出処:サムスン一般労組] 記者会見の参加者は「ハン・ヨンギ責任の解雇は終わりではなくサムスン労働者 が自主的で民主的な労働組合建設のための新しい開始であり、経験と資産になる」 とし「遠からず、われわれサムスン労働者と国民がサムスンの李健煕族閥を サムスン経営から解雇して監獄に掘り込む」と明らかにした。 サムスン一般労組は記者会見が開かれた22日を『サムスン無労組粉砕、白血病 職業病争奪の日』にし、午後5時に瑞草洞サムスン本社前で糾弾集会を開く。 サムスン本館社屋の前でサムスンを糾弾する集会が合法的に開かれるのは初めてだ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-07-23 23:24:39 / Last modified on 2012-07-23 23:24:42 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |