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韓国:漏電または鎮圧装備による発火の可能性
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漏電または鎮圧装備による発火の可能性

[殺人鎮圧]検察「シンナー」「火炎瓶」発火原因の立証できず

ユ・ヨンジュ記者 www.yyjoo.net / 2009年01月30日12時30分

検察が『火炎瓶』を発火原因として既定事実化し、連日言論が報道しているが、 櫓内部の発電機の配線からの漏電による発火または警察の撤去装備による火災 の可能性が提起された。

公開された警察交信の録音によれば、惨事の現場に火がついた時間は1月20日の 午前7時21分26秒。交信内容は「[現場]今火がつきました。火がついたので、 全員今放水屋上へ。放水は、みんなさっとです、みんなさっと」だった。

発火原因を明らかにするには、7時19分から発火時点までの約2分の状況を正確 に立証しなければならない。

ソウル地検のチョン・ビョンドゥ捜査本部長は、「放水の可能性は少なく、籠 城者が持っていたシンナーと推定される」、「ただ誰がこの液体をまいたのか、 はっきり映像に出ていないので大検察庁に精密分析を依頼した」と述べた。

真相調査団の調査によれば、現在までに検察は、流れた液体が『シンナー』か どうか、『誰』が発火させたのかは確認できていないことが確認された。

『龍山撤去民死亡事件真相調査団』(真相調査団)は、「櫓の階段に流れる液体 が放水や放水車から撒かれた水なのか、あるいは本当に油なのかは明確ではな いようだ」と述べ、「当時、警察特攻隊がコンテナから櫓に放水していたし、 シンナー瓶から出たと考えるには液体の量が多すぎる」と検察の主張を一蹴した。

一方、民衆言論チャムセサンに情報提供された動画と負傷者の証言を総合する と、『火がついた火炎瓶』による発火の可能性は事実上ないと判断できる。

分析によれば、櫓の1次鎮圧当時、櫓の3段まで消防ホースが上がり、3方向から 放水が行われた。したがって櫓3段の窓から外に流れる液体は『シンナー』より 水の流れである可能性が高い。火災当時4階の櫓にいた撤去民がセノックスの瓶 を外に投げた情況もこれを支持する。

▲検察は櫓のスキ間に流れる液体をシンナーと推定されると主張した。

一方、コンテナが櫓の上にあたった後、櫓4段の高さにきて2次発火するまで止 まっていたことから、櫓の解体過程での装備による発火の可能性も排除できない。

録音記録の7時19分33秒の時点に「[現場]コンテナで5階の櫓解体作業進行中」 に続き、7時20分57秒の時点に「[指揮本部]特攻隊長、今放水をこっちに撃っ て、屋上に放水」と確認される。これから29秒後に発火した。

櫓が解体した1分24秒またはその後の時間に、櫓の解体過程で火花が散るなどの 発火原因が提供されたかもしれないという指摘だ。

▲1次鎮圧以後、2次鎮圧の前まで櫓解体作業の時点にコンテナで装備を利用してガスまたは催涙粉末(推定)を撒いている。

負傷者の証言によれば、発電機の漏電による発火の可能性も高そうだ。

龍山4地区のイ・チュンヨン委員長は「2階にあった発電機が回っていたが、発 電機はちょっと水がかかっても簡単には止らない。自分は発電機を操作してい ない。鎮圧が入る時も発電機は回っていた」と述べた。

一方、1次鎮圧当時、連行されたイ・ジンシク氏は「連行される時に見たのだが 1階の発電機の黄色い線が焼けていて、特攻隊が足で消している場面を目撃した」 と証言した。漏電による1次発火の可能性が提起される部分だ。

発電機が稼動し続け、1次鎮圧の時に消火されたとしても、水にぬれた発電機の コードからの漏電、それによる再点火が発火原因である可能性が高い。

▲櫓解体作業の間に櫓内外で発火した場面

真相調査団は今日発表した『検察は性急で不公正な捜査と言論プレーを中断し ろ』という声明で、「発火の原因として提供されたシンナー動画から発火原因 を推定することはできない」と断言した。

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原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


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