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韓国:野宿者支援施設で無断写真撮影
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野宿者支援施設で無断写真撮影、人権侵害の論議に

失職野宿者組合、 釜山駅の被害野宿者31人の署名を集め、国家人権委に提訴

チョンヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net / 2006年09月21日3時24分

20日釜山駅近くの失職野宿者組合でイホジュン組合委員長が支援施設で肖像権を侵害された野宿者から署名を集めている

釜山駅野宿者が釜山野宿者支援センターの野宿者写真撮影に「肖像権侵害」と して関連資料の削除を要求するなど、強く反発している。

釜山駅の野宿者、同意ない写真撮影などで人権を侵害される

20日、釜山駅の野宿者の会である「失職野宿者組合(委員長イホジュン)」によ れば、5月頃釜山市東区に開所した釜山野宿者支援センターが野宿者との相談 の途中で、本人の許諾や同意も得ずに野宿者の写真を撮り、肖像権を侵害され たと主張した。

失職野宿者組合のイホジュン委員長はこの日、記者とのインタビューで「7月 頃に釜山駅の野宿者は集まれという話を聞いた。その時の野宿者たちの話は、 支援センターに行くと写真を撮られるので、不安だったという」とし「最初は 数人のことだと思っていたが、違った。多くの野宿者が無断写真撮影の被害に あった。結局組合会議を経て問題提起をすることになった」と伝えた。

この日、記者が会った野宿者のチャン某氏は、「数日前、服を洗濯するために 支援センター事務室に行った」とし「書類が3枚足りないので、準備していた 証明写真を提出しようとしたが、センター側が『絶対に侵害はない』と言って 写真撮影を強要した」と主張した。

失職野宿者組合が国家人権委員会釜山事務所に提出した肖像権侵害野宿者名簿

野宿者のチャン氏「準備していた証明写真を提出しようとしたが、写真撮影を強要した」

別の野宿者の李某氏は「支援センターの相談担当者が受給者にしてやると言っ て写真を撮った。ところが受給者どころか時間ばかり過ぎて『たくさん酒を飲 んで、命が縮んでいるのになぜ作ってやるのか』と言い、『精神病院に6か月 行ってくれば作ってやる』という暴言まで聞いた」と怒った。

これに失職野宿者組合は肖像権侵害を受けた野宿者31人の名簿と同意を集め、 8月20日に国家人権委員会に提訴した。現在、野宿者組合側は肖像権侵害につ いての追加署名も行っている。

失職野宿者組合は肖像権侵害問題に関して釜山野宿者支援センターがマスコミ を通じて野宿者が納得できる謝罪と関連データベースの破棄などを要求した。

イホジュン委員長は「野宿者のために作った施設なら、まず野宿者を保護する のが原則だ。ところが野宿者センターが人間の最も基本的な人権を侵害してい る」とし、「今になって手続き上必要だとしても野宿者の人権も無視て手続き をする必要があるのか疑問」と指摘した。

釜山野宿者支援センター「同意を得て撮った。傲慢な部分があったとすれば改善する」

しかし釜山野宿者支援センターは失職野宿者組合の主張に対して「センターは 60〜70人の野宿者が利用している」とし「われわれはたった一度も利益のため の写真は撮影していない」と伝えた。

釜山野宿者支援センターのある関係者は記者との電話通話で、野宿者の肖像権 侵害問題について、「同意を得て写真を撮ったが、もし傲慢な部分があったと すれば、今後、野宿者の勧告により改善する」と弁明した。

釜山野宿者支援センターは、釜山社会福祉共同募金会の支援を受けて、釜山地 域の野宿者に個人相談、街頭支援、応急医療、法律諮問などをしている。現在 3人の常勤者が勤めていて関連データベースの構築と調査と研究などをしてい る。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-24 00:12:36 / Last modified on 2006-09-24 00:12:37 Copyright: Default

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