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韓国:竜山惨事嘆願書、二日で1378人
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竜山惨事嘆願書、二日で1378人

正義に飢えた各界各層が正しい判決を呼び掛け

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キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年10月26日16時58分

10月28日の竜山惨事撤去民への宣告公判を前に、竜山氾国民対策委は 結審公判があった21日から23日の深夜12時まで二日間、ファックスで集めた 嘆願書は、各界各層の1378人になった。8月に約23万の市民嘆願書を集めて提出したのに 続いて二回目だ。竜山氾国民対策委は253通の嘆願書を23日と24日、 特急郵便でまず裁判所に発送した。続いて26日にはソウル中央地法を訪問し、 1125人の嘆願書を請願で提出した。嘆願書には竜山惨事遺族をはじめ、 人権社会団体、宗教界、政党の、教授、文化芸術家、法曹界、一般市民が参加した。

氾国民対策委は「竜山撤去民裁判を行っている刑事合議27部裁判所が 政治的な影響を考慮せず、ただ良心と正義により正しい判決を下すことを望む」とし 「今日は正義に飢えた多くの市民がこの裁判に注目しているという点を はっきり伝えられたと思う」と明らかにした。

カトリック人員委員会のビョン・ヨンシク委員長は嘆願書で「検察は当初から 『警察無罪、撤去民有罪』の枠組みで事件を捜査した」とし「火災の原因や 火災原因提供者を特定できない状況で撤去民を起訴したが、警察の鎮圧の違法性や 撤去用役業者職員の介入の疑惑には不起訴処分とするなど、 非公正性と不公正性を遺憾なく発揮した」と検察を糾弾した。

ビョン委員長は「私たちの平凡な隣人である撤去民が櫓に上がらなければならなかった 事情を理解して下さるよう望む」とし「裁判長様の前で被告になり、 裁判を受ける側は火炎の死地から劇的に脱出した人々で、仲間たちの死を後にしたまま 自分たちだけが生き残ったという思いから、しばらく精神的な衝撃による憂鬱症まで 味わった人たち」と賢明な判断を訴えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-11-19 01:39:30 / Last modified on 2009-11-19 01:39:32 Copyright: Default

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