韓国:総理「竜山問題の連絡通路を作る」 | |
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チョン・ウンチャン総理「竜山問題の連絡通路を作る」秋夕の日に龍山惨事現場を弔問、「解決に努力、信じてくれ」
キム・ヨンウク記者
batblue@jinbo.net / 2009年10月03日17時30分
秋夕の日の10月3日午前9時にチョン・ウンチャン新任国務総理が竜山櫓鎮圧で 撤去民5人が死に警察特殊部隊1人が死んだナミルダン・ビル焼香所を訪問し、 遺族を慰労して弔問した。チョン・ウンチャン総理は弔問の後、焼香所で遺族 と30分ほど対話をしたが、具体的な解決方案は提示することはなかった。チョ ン・ウンチャン総理は龍山惨事問題で中央政府が龍山惨事解決の直接的な主体 になるのは難しいが、問題の解決に努力するから信じてくれと述べた。
遺族はひとまず新任総理の弔問で今後の動きに期待する雰囲気だが、惨事解決 方案に具体的な回答がないことには失望と憂慮を同時に表わした。 遺族と会った席でチョン・ウンチャン総理は「これまで遺族が味わってきた到 底言葉にならない苦痛を私がどうして推し量れるか」と遺族を慰労し、「250日 以上、葬儀もできないことに対し、自然人として、公職者として重大な責任を 感じる」と話した。 チョン・ウンチャン総理はまた「遺族問題をはじめ、一日もはやい事態の解決 のために最善を尽くす」と約束した。
遺族のクォン・ミョンスク女史は「これまで入隊を先送りし続けた長男が10月 13日に入隊するが、『テロリストの息子』という寃罪を晴らせず入隊しなけれ ばならないのが残念」とし「入隊前に葬儀ができるように惨事の真相を糾明し、 故人の名誉を回復してほしい」と要求した。同席したチュ・ホヨン特任長官は 『政府部処内で協議してみる』と答えた。 クォン・ミョンスク女史は「今まで政府から謝罪や対話の提案を受けたことは なかった。呼んでくれさえすればいつでも行く」と話し、チョン・ウンチャン 総理は「事案の性格上、中央政府が事態解決の主体として直接出るのは難しく、 地方政府をはじめとする当事者の間で円満な対話が実現するよう最善を尽くす」 と述べた。 ユ・ヨンスク女史は「庶民の住居権と生存権を抹殺する再開発政策が悪い。 私たちの五つの要求を総理が直接検討してほしい」と要請した。 キム・ヨンドク女史は「用役が恐くて対話をしようと櫓に上がったのに、警察 により夫が犠牲になった。総理が龍山4区域の撤去民の生存権を保障してほしい」 と要請した。 チョン・ジェスク女史も「新しい総理が間違った開発政策を変えてほしい。私 たちはたくさんお金を要求しているのではなく、ずっと商売ができるように臨 時の店、賃貸店舗を要求した」と付け加えた。 シン・スクチャ女史は「貧しい人々が開発のおかげで暮せない」と、再開発 政策の転換を訴えた。 キム・テヨン氾国民対策委状況室長は「これまで対話で解決するためにあちこ ちを飛びまわったが、政府どの部署も責任を取らず、ソウル市も『限界がある』 と責任を回避した」とし「総理が来られたのだから、早い内に虚心坦懐に多く の話ができるよう、遺族と氾国民対策委を招いてほしい。その過程で解決方案 を話そう」と提案した。 遺族と氾国民対策委関係者の話を聞いたチョン・ウンチャン総理は「長期的に 都市開発政策を改正していく」とし「中央政府次元で直接乗り出すのは難しいが 円満な対話ができるように努力する。信じてほしい」と話した。 続いてキム・テヨン状況室長は「遺族、氾国民対策委と総理室が直接状況を疎 通して協議できるようにした方程度選任してくれ」と要請したし、チョン総理 は「総理室で相談した後、連絡通路を作りたい」と答えた。 チョン・ウンチャン総理は対話を終え、遺族たちと入隊を前にしたイ・サンホ ン君、竜山4商工撤対委員長などといちいち握手を交わし、焼香所を離れた。 竜山氾国民対策委はこの日の総理の焼香所弔問について「総理が焼香所を訪問 する前に事前協議をして、その後に具体的な解決方案を持ってくることを期待 したが、それが出来ず遺憾に思う」と論評した。氾国民対策委はまた「総理は 中央政府が龍山惨事解決の直接の主体になるのは難しい立場を取り続けた」と し「政府が当事者間の対話を斡旋するよう努力するとは言ったが、かなり心配 な部分」と憂慮を示した。 氾国民対策委は続いて「今日、総理は総理室と遺族、氾国民対策委が協議でき るように責任ある担当者をおくことを約束した」とし「氾国民対策委は総理室 との協議により、具体的な要求事項を伝え、一日も早く龍山惨事を解決して葬 儀を行えるように努力する」と明らかにした。
一方、チョン総理が発った後、午前10時に遺族と竜山氾国民対策委関係者など 約40人は、龍山惨事現場焼香所で上食(商店街で朝夕故人の前に上げる食べ物) を差し上げた。上食を差し上げて礼拝する遺族たちは互いに抱き合って涙を流 した。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-10-04 12:38:06 / Last modified on 2009-10-04 12:38:08 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |