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国防部、THAAD基地装備搬出「偽り」議論…住民・反対団体とまた対立

反対団体、「遺憾でない脅迫」...国防部、「将兵生活条件改善の工事は延ばせない」

パク・チュンヨプ ニュースミン記者 2018.04.17 14:58

国防部の「偽り合意」の論議がおき、国防部とTHAAD反対団体・住民間の対立が再点火された。 「民間装備」を搬出することに合意したが、まさに搬出した装備は駐韓米軍の装備だったという。 国防部は将兵生活改善のための工事がぜひ必要だという立場だが、 THAAD反対団体・住民は国防部を信頼できないという雰囲気だ。

先立って国防部は4月12日、THAAD基地工事関連民間装備を搬出することに彼らと合意した。 午前7時から警察と星州郡草田面韶成里THAAD基地に通じる チンバッ橋で対峙した住民とTHAAD反対市民は合意後に解散した。

THAAD反対団体はこの日の晩、搬出された装備が合意と違って民間の装備ではなく 米軍の装備だという事実を確認し、国防部に謝罪を要求した。 国防部はコミュニケーションの過程で誤解があったと住民とTHAAD反対団体に釈明したが、 再度将兵生活施設工事の必要性も強調してまた対立に点火された形だ。

4月12日、国防部は住民側と11月THAAD基地に搬入された基地工事関連の 「民間老朽装備」を搬出することに合意したが、 まさに搬出した装備は当時の合意と異なる「米軍装備」だった。 THAAD配置撤回星州住民対策委員会など6つのTHAAD反対団体はこれに反発し、 国防部は16日、「誤解を誘発した」と明らかにした。

国防部は「12日の星州基地生活条件改善工事資材投入の過程で、 重機の撤収に関するコミュニケーション不足で 国防部と住民間議論が発生した点は残念に思う」とし 「国防部の説明が足りず、誤解を誘発した点がある」と明らかにした。

続いて「国防部が民間装備だけを撤収すると事前に約束したり、 嘘をついたというのは事実ではない」と付け加えた。

国防部によれば、国防部は当初、住民との合意の過程で搬出対象装備として 民間の装備を撤収させる計画だった。 だが民間業者が工事装備の再搬入が難しいことを憂慮し、 米国側に装備を搬出しないと伝えたと説明した。

最後に国防部は 「早く問題を解決するよう要求する」とし 「対話により円満に解決できなければ、 将兵の生活条件改善工事をこれ以上延ばせない。 必要な措置を講じるほかはない」と明らかにした。

国防部の関係者はニュースミンとの通話で 「12日に搬出した装備はブルドーザーなどの駐韓米軍の工事装備だ。 工事関連の装備を出すことが問題になると考えていなかった」とし 「今から将兵の生活環境改善工事だけをする」と話した。

THAAD源泉無効韶成里総合状況室のカン・ヒョンウク報道担当者は 「話していたことと違う装備を搬出した。 約束を破ったことについて釈明しろといったが、 国防部が明らかにした立場は謝罪でも遺憾でもなく、脅迫」とし 「近い将来、協議を持つことにしたが、怒りが込み上げる。 対策を議論したい」と説明した。[記事提携=ニュースミン]

原文(ニュースミン/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-04-20 23:03:21 / Last modified on 2018-04-20 23:03:23 Copyright: Default

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