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[声明]キムヒョク同志を即刻釈放して移住労働者弾圧を中断しろ!
キムヒョク同志を即刻釈放し、移住労働者の弾圧を中断しろ! 5月3日、移住労組は民主労総会議室で創立記者会見を行い、移住労働者の団結 と民主労組建設のため力強い闘争を決意した。しかし記者会見が終わる頃になっ て騒動が起きた。出入国職員が無謀にも記者会見場でカメラを持って不法査察 したことが発覚したのだ。身分を明らかにしろと言うと、記者だと詐称した出 入国職員が持っていたカメラには、残念なことに法務部マークがついており、 移住労組と連帯組織、記者により、民主労総の外に追い出された。記者詐称と 不法査察、写真撮影、無断侵入などに抗議すると「自分も仕事中だ」と詭弁を ならべて涙声で話しながら尻ごみしていたこの出入国職員を、移住労働者たち はたった一度で見破った。彼は出入国管理所糾弾闘争のたびに最先頭で移住労 働者に悪口と暴行を恣行してきた悪名高い人間狩り屋だった。 しかし、出入国職員のずうずうしさはこの日の騒動で終わらず、正常に両足で 歩いていった次の日に病院に入院し、暴行を告訴をすると脅迫してきた。記者 会見当日の事件の主導者とされたキムヒョク(前・民主労総移住闘争担当、現・ 金属連盟政策企画局長)同志は、実際にその後、永登浦警察署から二回の出頭 要求書を受け、9月2日に連行されてしまった。永登浦警察署はキムヒョク同志 を特殊公務執行妨害で拘束し、証拠もなくソウル出入国管理所側の主張だけで さらに別の二人を同じ嫌疑と目している。キムヒョク同志は、令状の実質審査 で出入国職員に暴行したことはなく、厳然たる不法査察だったことを抗議した が、むしろ判事は「公権力に対する挑戦」を口にして、法務部一家の出入国側 をかばうことに汲々としていたという。 非人間的な摘発追放で移住労働者を弾圧する法務部の蛮行は、移住労働者運動 に対する明らかな弾圧につながっている。5月3日の出入国職員の査察事件以後、 5月14日にアノアル委員長がソウル出入国管理所に標的連行され、保護一時解 除の条件は充たされているのに4か月近く保護所に監禁している。キムヒョク 同志の拘束も、これと違わない移住労働者運動弾圧だ。2003年の明洞聖堂籠城 闘争状況室長であり、そして7月までは民主労総移住労働者闘争担当者だった キムヒョク同志に、法務部と出入国管理所は強引に汚名をかぶせて、移住労働 者運動を威嚇しようとしているのである。移住労働者にテロリストや犯罪者だ という偽りの汚名をかけるだけに止まらず、ソウル出入国管理所側の陳述だけ で証拠もなく特殊公務執行妨害罪を押し付ける法務部こそ、法と権力を振り回 すチンピラ集団でしかない。 移住労組は、もうこれ以上ソウル出入国管理所と法務部の移住労働者運動弾圧 を座視せず、ソウル出入国管理所への強力な糾弾闘争を展開するだろう。政府 は今すぐ非人間的な摘発追放政策を撤回して、未登録移住労働者の全面合法化 を保障しなければならない。また、移住労働者を合法的に絞り取る制度、未登 録移住労働者を量産する制度である雇用許可制を廃止して、労働許可制を導入 しろ。今日で119日間、清州外国人保護所に監禁されているアノアル委員長に 対する不法な連行を認めて即刻釈放しろ。同じく、キムヒョク同志を即刻釈放 し、ソウル出入国管理所の不法査察を処罰しろ。移住労働者の要求に弾圧が続 くようなら、移住労組は移住労働者の権利を勝ち取るための全面的な闘争に立 ち上がると明らかにする。 2005.9.9.
ソウル京畿仁川移住労働者労働組合
翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2005-09-11 05:45:15 / Last modified on 2005-09-11 05:48:48 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |