| 韓国:移住労組デモ7日目、出入国管理所は監視水位を上げる | |
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〈闘争ニュース〉移住労組デモ7日目、出入国管理所は監視水位を上げる 20余人の出入国職員らがカメラと車両動員して、リレー監視 マヤnvoice@naver.com
*13日午後4時6分、望遠レンズをつけた手動カメラでデモの参加者を撮影したふだん着姿のおよそ30代の男性が「大学宣教会」所属だと言って明洞の街に消えた。この男性の上着を良く見よう。その後に現れた他のカメラマンと同じ服装だ。* 13日、明洞聖堂入り口ではアンワル委員長釈放と取り締まり追放中断を要求す る7日目の移住労働者の一人デモが行われた。一日一人の移住労働者が担当す るこのデモに、当日は移住労働組合組合員のネパール人B氏とバングラデシュ のK氏が共に行った。 炎天下、午前10から始まったこの日のデモは、予定通り夕方7時まで進められ たが、午後4時になるとデモ場の周辺にはあちこちに出入国職員と思われる 人々が多数発見された。デモ参加者は非常に緊張したまま街頭広報と署名を進 めた。 4時6分、ふだん着姿の20代後半のある男性が広角レンズがついた手動カメラを 持って、中央劇場側から聖堂反対側の道路から明洞側に歩きながら写真を撮っ ているのが確認された。デモ参加者の1人が近付いて、身元を尋ねると、たい へん緊張したまま『大学生宣教会』と説明してあわてて消えた。
*「大学生宣教会」の男性が消えてからちょうど10分後、蒸し暑い中、長袖の登山服姿の別の男性が長い望遠レンズをつけたカメラを持ってまた現れた。* しかし『宣教会』所属だと明らかにした男性が明洞の街側に消えて正確に10分 が去る4時16分、30度が越える暑さの中に長い腕登山服姿で足りない深く押し て使ってひげを伸ばしたある40代と見られる男性が前より大きい望遠レンズが 付着した手動カメラを首にかけたまま、『宣教会』男性が消えた側でまた現れ た。 登山服姿のこの男性は明洞通り側から聖堂反対側の『タンポポ領土』の前で カメラを持って写真を撮ろうとしたが、デモ参加者がずっと彼に注目すると、 頭を下げて中央劇場方向にあわただしく消えた。
*二番目の登山客姿の男性が中央劇場側に消えて10分後、今回は短い髪の30代初めの男性がカメラを持ってデモ場側に歩いてきた。この人の上着は最初のカメラマンの上着と同じであることから見て、彼らが同じ職場に所属していることが確認できる。* 「登山客」が消えてからちょうど10分後の4時26分、今回はとても短い髪の30 代初めと思われる男性がまた明洞の街のほうからデモ場の前へと歩いてきた。 これを確認したデモ参加者がこの人を撮影した。大胆にも『短い髪』はデモ場 すぐ前にきて、参加者をにらみつけた後、デモ場の裏に停められていたプライ ド乗用車の中をよく調べた後に消えた。 この『短い髪』の男性は聖堂の上に上がった後、6時までデモ場周辺で見かけ られた。 このように30分の間に三人のカメラマンが発見され、明洞聖堂周辺には洋服姿 の30代、40代年齢の別の出入国職員と疑われる人々が三々五々見かけられ、そ の中には若い女性も含まれていた。互いにすれ違いながら、サインをやり取り するなど、明洞聖堂周辺に約20人程度の出入国職員が待機していることを想像 させた。
*カメラマンらが発見された4時以後、明洞聖堂入口駐車場の前には京畿道と仁川所属の黒いガラス窓のレクストン二台、アバンテ一台、ワゴン車一台がずっと駐車していた。* 特に、聖堂駐車場入口の前と、向い側の薬局の前には、最初のカメラマンが見 つかった4時から1時間以上、黒いガラス窓のレックストン車両二台とワゴン車 一台、仁川のアバンテ乗用車が一台駐車していた。 出入国職員の監視と車両を感知したデモ参加者は、4時からさらに積極的に マイクで通り過ぎる市民に対し、委員長の拘束と移住労働組合を知らせる 街頭宣伝を行い、二三人の連帯同志は通りに出て行って、さらに積極的に 市民からの署名を受けた。 デモ参加者が通りかかるの市民に移住労働者労働組合を知らせると、通りかか る多くの市民はこれを支持する署名と発言をしてくれて、募金箱にお金を入れ てくれた。 この日、午後デモ場にさわやかな飲み物と紙コップを買って訪問した名前を明 らかにすることを遠慮したオ(40、仁川)氏は「アンワル委員長の『保護所収監 の知らせ』を見て、88年に全羅北道全州のあるメリヤス工場に就職して、服役 した経験が思い出されたので、署名しようと思った」と話して、慎ましく笑い ながら、聖堂内に消えた。 またローヤルホテルの前で模範タクシーを運転するあるタクシー運転手は、 未登録移住労働者は「罪なき逃亡者」だとし、この土地で働いても 政府の保護も、医療支援も受けられない移住労働者の残念な現実を嘆いた。 またこの日署名に参加した多くの市民は「テレビとラジオでアンワル委員長の 連行のニュースは知っていた」とし、広報物を受け取るとすぐ奮って「委員長 釈放署名と不法取り締まり中断」を要求する署名をした。 この他にも多くの明洞通りの市民は風に倒れた移住労働組合のピケをたてたり、 カバンに入っていたチョコレートをすべて置いて行ったり、署名と共に「頑張っ て下さい!」 「ご苦労さまです」等と激励の言葉をかけ、移住労働者労働組合 への多くの市民の支持と、アンワル委員長の釈放に積極的に参加する姿をかい ま見ることができた。 しかしこの日の午前10時から一人デモに参加した韓国人連帯同志は「出入国の 職員の動きが感知された以上、さらに体系的な韓国人の支援が準備されなけれ ばならないだろう」と憂慮を現わした。 2005年06月14日16:14:41 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2005-06-15 01:01:15 / Last modified on 2005-09-05 05:18:36 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |