| 韓国:移住労働者合同追悼式と決意大会 | |
| [MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
「奴隷ではないのから闘う」雇用許可制2周年を迎え、 移住労働者合同追悼式と決意大会を開催 チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年08月14日10時17分 漢江、平和に流れ、微笑を浮かべているだけで
雇用許可制が実施されて2年、政府による移住労働者への強制摘発と追放が相 変らず続く中、移住労働者と彼らを支援する労働社会団体が集まり決意大会を 開いた。 ソウル京仁地域移住労働組合に所属する移住労働者たちをはじめ、民主労働党、 タハムケ、社会進歩連帯、全国撤去民連合など400人あまりが13日の午後2時か ら光化門東和免税店前で移住労働者合同追悼式を開いた。3時からは「摘発追 放中断、労働権争奪、全面合法化のための移住労働者大会」を開いた。 決意大会演壇の左側に用意された焼香所には、産業研修生制度が導入された 1993年以後、政府の強制追放と摘発、作業場弾圧、労災などでくやしい死を迎 えた移住労働者104人の位牌が祭られた。参加者たちはこの焼香所に自ら位牌 をそなえて献花し、彼らを追慕する時間を持った。追慕と黙念の時間の後は、 追悼詩の朗唱と「ストップ・クラックダウン」の公演が続いた。
この後の決意大会で大会発言をしたイテヨン民主労総副委員長は、「ハジュン グン烈士が差別のない世の中を望んで正当な要求をしたように、移住労働者も 強制摘発の危険を恐れず、平穏に働くことを望むのは正当だ」と話し「民主労 総80万組合員の力で移住労働者問題を解決できるように、宣伝と教育で労働許 可制の必要性を知らせていく」と約束した。 去る4月25日、一時保護解除で保護所から釈放されたアノアル移住労組委員長 も演壇に上がった。アノアル委員長は「雇用許可制の2年間、コスクン・セリ ムとノルプアドゥをはじめとする多くの労働者が死んでいった」とし、「事業 場移動の自由もなく権利もない。どうして私たちが労働者として、人間として 生きていけるか」と政府の政策を糾弾した。 アノアル委員長は「韓国で労働者と認められて労働したい。労働許可制を勝ち 取って、すべて勝利する日まで闘争しよう」と演説した。
移住労組合法化の訴訟に参加し、この日の決意大会で出入国管理法の問題点を 指摘したクォンヨングク民弁弁護士によれば、政府が改正を推進している出入 国管理法では、摘発・収容した後に逮捕令状そのものである保護命令書を見せ てもよいとなっていて、摘発のために工場主の同意なく工場の捜索ができるな ど、問題が深刻だという。 去る2月にコスクン・セリム氏が水原出入国に収容された後、飛び降りて死亡 し、4月にはノルプアドゥ氏が出入国管理所の摘発を逃れようとして工場3階か ら飛び降りて死亡するなど、政府の強制摘発に対する多くの問題点が提起され てきた。クォンヨングク弁護士は「韓米FTAと国際化を叫ぶ政府が、なぜ人権 と移住労働者の権利は国際化しようとしないのか」と皮肉り、とても同意でき ない出入国管理法の改悪を即刻中断せよと主張した。 午後4時30分頃に決意大会を終えた参加者たちは、「強制追放を中断しろ」、 「移住労働者を合法化しろ」、「労働ビザを勝ち取ろう」、「アブドゥル・サ クルを釈放しろ」などのシュプレヒコールをあげ、明洞聖堂までデモ行進した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-08-16 22:33:59 / Last modified on 2006-08-16 22:34:00 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |