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『イミョンパククネ』政権ひまわり、吉桓永社長の解任を

[メディアオヌル951号社説]

入力:2014-05-2809:25:43 公開:2014.05.2809:25:45
メディアオヌル| media@mediatoday.co.kr

放送界はまだ前政権のくびきから抜け出せない『イミョンパククネ』政権の下に留まっている。 意思疎通に弱く、権限行使が一方的な点などの組織運営方式で似ているだけでなく、 MB政権時代に任命された人物などの人的構成にもあまり変化がない。 KBS、MBC、YTNなどを見ればわかる。

最近では『イミョンパククネ』政権の代表的人物の吉桓永(キル・ファニョン)KBS社長が注目されている。 李明博(イ・ミョンバク)前大統領と同じ大学の出身で、 李明博政権末期の2012年11月に任命された吉社長への労組の退陣要求だけでなく、 理事会でも解任案が上程された。 青瓦台の人々の要求を受けてKBSの人事と放送報道の独立を傷つけた事実があらわれた。

KBSの一部では吉社長に対するもうひとつの暴露も続いた。 KBS労組は「吉桓永社長は誰が政権を取ろうが、徹底して『生きた権力』の好みに合わせ、放送を徹底的に自分の出世手段に活用した」と主張した。 もちろん吉社長は労組の主張を全面的に否定した。 過去のことなので真偽を問うのは容易ではないが、これまで相対的にあまり経営陣を批判しないと評価されていたKBS労組が公開で主張した内容だという点で注目される。 特に、社長退陣要求事態の発端が、吉社長体制の主要幹部の報道局長の暴露から始まったので、 彼らの主張にも重きがおかれる局面だ。

KBSの独立性を傷つけた社長という認識は、 単に吉社長個人の去就の問題だけで終わる事案ではない。 KBS社長はKBSを象徴し代表する地位だ。 KBSの放送の独立性に対する否定的な世論が広がるほど、 公営放送としてのKBSの地位が揺らぐ。 今、KBSは不信の台風の前に置かれている。 与野推薦を問わず、KBSの理事らが吉社長解任案を通過させるべき理由だ。 朴槿恵政権もKBSの吉桓永社長を保護しようとする試みをやめなければならない。 吉社長が留任すれば、不信の台風は「イミョンパククネ政権」の首脳部に向かうことになる。

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事の原著作権は、韓国のインターネット新聞メディアオヌルが保有しています。この記事はメディアオヌルの許可を得て翻訳・掲載したものです。本記事および文中の写真・図表の利用や転載などについてのお問い合わせはメディアオヌル宛にご連絡ください。


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