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韓米FTA阻止・野党圏代表者会見の中止で議論

「ハン・ミョンスク、韓米FTA総選挙問題への浮上が負担?」 VS 「政治的に解釈するな」

キム・ヨンウク記者 2012.02.14 16:45

統合進歩党が民主統合党の韓米FTAと野党圏連帯関連の態度をめぐり、強い攻勢 を展開し始めた。攻勢の発端は、2月14日午前7時30分に開かれる予定だった 『韓米FTA発効中断のための野党-市民社会代表者連席会議』の中止だ。

この日の代表者連席会議は2月8日に野党圏の『韓米FTA再協議要求対米書簡』を 伝達した時に民主党指導部の日程に合わせて議論されたが、ハン・ミョンスク 代表が突然用事ができたという理由で失敗した。統合進歩党側は李正姫(イ・ジョ ンヒ)代表がこの日、連席会議でハン・ミョンスク代表と会えば、野党圏連帯の 基本前提である韓米FTA協調計画を確定させ、野党圏連帯への意見も交換する計画 だったという。

野党圏の韓米FTA協調は、昨年のハンナラ党のFTAかっぱらい以後、民主党が国会 に単独で登院したことで破棄され、8日にハン・ミョンスク代表の韓米FTA廃棄 署名と持続的な協調発言で復元された。野党圏はこの日、米国に書簡伝達式の 時の公式の協調復元計画は、14日の代表団連席会議で確定することにした。

しかしハン・ミョンスク代表が会見に参加しなかったため、統合進歩党はキム・ ソンドン統合進歩党院内副代表とウ・ウィヨン統合進歩党報道担当者が FTA問題と野党圏連帯問題に対する民主党の態度を問題にした。

統合進歩党は、FTA野党圏協調と野党圏連帯議論が急がれる状況でハン・ミョン スク代表が連席会議代表団会見に参加しないのは、最近、韓米FTA問題が総選挙 の問題に浮上していることが負担になったと分析した。

キム・ソンドン院内副代表によれば、民主党の韓米FTA無効化闘争委員会と統合 進歩党の韓米FTA阻止特別委員会は、韓米FTA発効を阻止する具体的な実務協議 を終え、代表団連席会議での確定だけが残っている状態だった。

両党委員会の実務協議では、統合進歩党が準備した韓米FTA発効中断要求決議案 を共同で発議し、19代総選挙候補者全員が国会本庁階段で韓米FTA廃棄共同公約 を誓約するイベントを行うことにした。また、両党が駐韓米国大使を呼び毒素 条項の再協議がなければ廃棄するという野党の意をまた伝えることにし、2月 25日の汎国民大会を共同で開くことまで実務的な議論を終えた。

キム・ソンドン院内副代表は「両党が一緒にすることにした共同闘争はすでに 実務的に進めることを約束したが、党代表が合意しなければ力強く進められな い事案」とし「代表者連席会議の中止は非常に遺憾だが、野党の共同の行動を 実行していく」と強調した。

キム・ソンドン副代表は「セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)非対委員長が韓米 FTAを廃棄するという民主党の立場の変化に責任を問うべきだと言いったが、 責任を問うべき政党は韓米FTAを強行採決したセヌリ党」とし「民主党には 韓米FTAを締結した過去の誤りを認め、今からでも廃棄に動く責任があるだけ」 と主張した。

「ハン・ミョンスク、野党圏連帯は責任持って話さなければならないから来ない」

ウ・ウィヨン報道担当者は民主党の野党圏連帯に対する態度を強く批判した。 ウ・ウィヨン報道担当者は「連席会議にハン・ミョンスク代表がなぜ来なかっ たのか」とし「その場で野党圏連帯の話を責任持ってしなければならないから 来なかった」と主張した。

ウ・ウィヨン報道担当者は「昨夜、統合進歩党の共同代表団が緊急会見を開き、 野党圏連帯の最低の信頼構築のために統合進歩党が提起した韓米FTA発効を中断 させるための連席会議が民主党側の事情で延期された点など、重要な懸案協調 がうまく行なわれていない点に憂慮を表明した」とし「連席会議が成功すれば 本格的な院内外野党圏協調の出発点と認識されただろう」と説明した。

ウ・ウィヨン報道担当者は「共同代表団は、最近の一連の流れが総選挙野党圏 連帯と懸案協調に対する民主党指導部の消極的な態度に始まったと診断した」 とし、共同代表団の2つの提案を伝えた。

共同代表団は、「今週中に民主統合党のハン・ミョンスク代表と統合進歩党の 李正姫(イ・ジョンヒ)代表の緊急会見を行い、総選挙勝利野党圏連帯交渉開始 宣言をしよう」とし「韓米FTA発効阻止のための院内外闘争を含む院内外の懸案 協調を至急復元しよう」と要求した。

しかし民主党側はこの日の連席会議の中止は単にハン・ミョンスク代表の日程 変更のためとし、政治的な解釈を警戒した。

民主党のある関係者は「あえて政治的に解釈する必要はない」とし、「すでに 米国に韓米FTA廃棄書簡を送るイベントにも参加したのに負担になることはない。 連席会議の日程がもう一度決まれば参加する」と明らかにした。

民主党のシン・ギョンミン報道担当者は「統合進歩党の代表日程変更に関する 主張は政治的な解釈」とし「すでに多様な経路でさまざまな水準の話をやりと りしてきた。地域的にはかなり野党圏連帯交渉が進んだ。統合進歩党に満足な 水準の話ではないので、私たちの責任にするコメントが出てくるのだろう」と 反論した。

シン・ギョンミン報道担当者は統合進歩党が提案した代表会見について「まだ 拠論する段階ではなく、ひとまず交渉代表が会った後にしよう」とし「私たち も交渉代表と考えている人に説得作業をしているところだ。今週中に交渉代表 を決め、最初の会合が開かれるだろう」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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