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韓国:キリュン電子公権力侵奪糾弾決意大会
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「私の茶碗は自分でつかむ」

18日、 キリュン電子公権力侵奪糾弾決意大会

チョスビン記者

17日未明、病院で治療を受けていた組合員1人を含む現場座り込みを進行して いた16人のキリュン電子組合員全員が警察に連行された。連行された16人の組 合員のうち11人だけが現場に戻り、18日、全国金属労働組合は『キリュン電子 公権力侵奪糾弾決意大会』を開いた。残り5人の組合員は拘束令状が請求され た状況だ。

パクキョンソン全国金属労働組合ソウル支部教育部長は「郊外周辺に隊伍が力 強い闘争で展開するのは当然のことで、その他の法的対応が必要だ」とし、 「弁護士を選任し、拘束適法性可否の審理と令状実質審査を準備中」と明らか にした。

「自分の茶碗は自分で探す」

呉ソンスク キリュン電子分会組合員

この日の決意大会で「私はキリュン電子でネジ止めしているおばさん」と自己 紹介した呉ソンスク・キリュン電子分会組合員は「前の秋、キリュン電子の前 で熟した柿を取って熟柿を作った記憶が鮮やかだ」として「しかし昨日の事は 考えたくもない」と話し始めた。

呉ソンスク組合員は「私たちの要求はとても素朴だ」として「子供たちより良 い環境で育てるために仕事を始め、単に解雇しないでくれと、解雇だけはやめ てくれと要求しただけ」と鬱憤を晴らした。また呉ソンスク組合員は「話をす れば涙が出るだけ」とし「ただ一言だけ言う。熱心に闘争して、自分の茶碗は 自分で探す」と参席者と同じ声を出した。

一方、この日キリュン電子に進入しようとしていた大会参加者と警察間で衝突 が発生した。この過程でキリュン電子から20人余りの警備会社職員が出てきて 組合員が座り込みを繰り広げているテントを物理的に持ち出すのを警察が助け る場面が目撃され、周囲の怒りをかうこともした。

警備会社職員がテントを取り去り、これを警察が助けている。

これを補足した映像活動家たちが「警察が警備会社職員と協力する場面を証拠 に提示できる」とし、「このような事実が確認されればどうするか」と問い直 し、ソウル南部警察署交通課長と明らかにしたある警察は「警察が警備会社の 職員と共同鎮圧した映像があれば持ってきなさい」と話した。しかし「もし、 それが事実と明らかになればどうなるか」という質問には「それでも問題にな らない。いずれにしても不法設置物だった」として場を離れた。

テントに残されていた組合員の物品

2005年10月19日10時40分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2005-10-21 07:14:55 / Last modified on 2005-10-21 07:15:33 Copyright: Default

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