本文の先頭へ
韓国:コスコム、非正規職弾圧費用に16億ウォンを支出
Home 検索

コスコム、非正規職弾圧費用に16億ウォンを支出

ホン・ヒドク議員、「全員の正規職化にかかる費用と同等」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年10月17日12時01分

約1年、非正規職労働者との間で労使が対立している(株)コスコムが、いわゆる 「非正規職弾圧費用」に何と16億ウォンも支出していたことが明らかになった。

国会環境労働委員会の委員である民主労働党のホン・ヒドク議員は、今日行わ れたソウル地方労働庁国政監査前に出した報道資料でこのような事実を暴露し た。ホン・ヒドク議員によれば、コスコム使用者側は非正規職労組の設立から 今年の9月19日までに弁護士費用として6億ウォン、警備用役費用として10億ウォ ンを使った。

コスコム非正規支部との法的紛争でも、座込み場の強制撤去などに必要とされ たこの費用は、コスコム非正規支部組合員73人を正規職に転換するのに必要な 費用である17億5千万余ウォンと大差のない水準だ。

ホン・ヒドク議員は「非正規職労働組合の弾圧に費用をかけるのなら、現在の 非正規職労組の組合員を正規職化すればいい」と指摘し「コスコムには正規職 より非正規職労働者のほうが多い、非正規職の犠牲で公企業年俸序列3位を達成 したコスコムは反省しろ」と注文した。

コスコムは2007年基準で正規職員1人当りの平均報酬が年9185万ウォンで、証券 預託決済院の9677万ウォン、韓国産業銀行の9296万ウォンに続いて公共機関の うち三番目に年俸が多いことが文化体育観光放送通信委の国政監査でわかった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-21 04:46:43 / Last modified on 2008-10-21 04:46:43 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について