本文の先頭へ
韓国:金属非正規職の67.9%が解雇の不安
Home 検索

金属非正規職の67.9%が解雇の不安

1社1組織非正規職労働者のほうが労組を信頼

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2009年03月24日17時07分

製造業非正規職労働者3人のうち2人は慢性的に解雇の不安感に苦しんでいた。 金属労組が実施した非正規職対象アンケート調査の結果、解雇の不安感が高かっ た。質問対象の69.1%が解職(解約)の可能性があると答えた。解職(解約)後の復 帰の可能性には67.9%が復帰が不可能だと答えた。

金属労組は2月の1か月間に15の事業場の非正規職労働者を対象にアンケート調 査を行い、1495人が参加した。金属労組が組合員ではない非正規職労働者にも アンケート調査をしたのは初めてだ。

アンケート調査の結果、1社1組織の事業場の非正規職労働者は労組に対する信 頼度が高いことが明らかになった。

アンケート調査に参加した15の事業場のうち、起亜車華城支会、起亜車光州支 会、全北支部タタ大宇商用車支会の3つの事業場だけが1社1組織だ。金属労組が 進める1社1組織は非正規職と正規職が同じ支部(支会)に属す労組をいう。1社1 組織でない事業場は独自の非正規職支会があるか、非正規職は労組に所属して いない。

解雇時の正規職労組執行部の予想対応の質問で、1社1組織非正規職の41.8%が非 正規職も保護すると答えたが、1社1組織ではない事業場非正規職の15.4%しか保 護しないと答えた。

金属労組への評価では1社1組織でない事業場の非正規職の50.2%が非正規職より 正規職のために活動すると答えたが、1社1組織の非正規職は33.5%だけが同じ 評価をした。金属労組が正規職より非正規職のために活動すると評価した非正 規職は全体の3%を越えなかった。

金属労組は今回のアンケート調査に基づいて非正規職労組加入運動と共に、 1社1組織の規則改正事業を拡大する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-03-30 07:32:45 / Last modified on 2009-03-30 07:32:49 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について