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現代自動車、非正規職の構造調整を開始整理解雇と業者廃業... 正規職も残業特別勤務中断
蔚山労働ニュース
www.nodongnews.or.kr / 2008年11月28日16時35分
「最近、グローバル金融危機状況が実物経済につながり、会社の請負物量が激 減し、2008年12月1日付で請負契約の縮小運営が不可避な現実に直面しているの にともない、会社では人員削減を公示します」。 11月27日、現代車蔚山工場の中、部品を包装輸出するCKDに「希望退職がなけ れば整理解雇する」という告示が貼りだされた。 蔚山工場CKDには4つの請負業者があり、そのうちイファとセホは12月1日付で廃 業、140余人が整理解雇される。残り2つの業者のうちウォンプンは6人、シニョ ンは7人を希望退職申請がなければ整理解雇すると公告した。 一か月前、現代車2工場はエクウスの生産中止で非正規職115人がすでに解雇さ れ、正規職270余人は転換配置中だ。 事情は正規職も同じだ。現代車蔚山工場は第3工場を除く第1、2、4、5工場が週 末の特別勤務を中断し、平日残業をしないと発表した。全州工場もまた12月か ら残業特別勤務をやめ、バス部の高速バスラインに夜間組循環教育を実施する と通知した。牙山工場でも同じように12月から残業特別勤務なしで8+8勤務体系 で運営されると発表された。 金属労組現代車非正規職支会のパク・ミノ代議員が話す現代車元請の構造調整 シナリオはこうだ。 「8+8で1、2か月やって、残業特別勤務なしでは生活賃金保障が難しいという正 規職の不満が出てくれば、生計対策を出せという要求を受け止めるふりをして、 10+10に特別勤務二つ保障するには現在のUPH(時間当り生産量)を半分以下に下 げなければならないと話し、UHPダウンによる非正規職の大量解雇が不可避だと 言って正規職の手で非正規職が整理解雇される形も作り、労労対立も誘発させ、 難なく整理解雇を断行するだろう。 元請資本は非正規職を大量に増やして、正規職に「非正規職は雇用の防壁の盾 だ」、「98年に備えよう」という認識を持たせた。また正規職の便宜を理由に UHP UP/DOWN時は編成効率を高めた。高まったマンアワー(M/H、作業工数)を非 正規職の工程に追加して、非正規職の労働強度は深刻な水準になった。知らな いうちに正規職の労働強度も共に上昇した。こうした理由で非正規職作業工程 は正規職の忌避作業やボルト一つでも正規職より多くの作業量を持つことになっ た。 今、使用者側は世界経済の余波で危機感をさらに膨らませ、危機を助長するだ ろう。そしてUPHダウンで非正規職を大量整理解雇し、正規職を非正規職工程に 配置することで、現在の非正規職の作業物量をそのまま正規職が受ければ元請 資本は難なく生産性向上ができ、利益をあげられる。そしてもう少し危機を助 長すれば、正規職の構造調整にも手をつけられるというシナリオだ」。 パク・ミノ代議員は「ニュースを見ても新聞を見ても、すっかり構造調整に ウォークアウト、不渡りの話だけだ。経済を助けるといって大統領に当選する と、経済をぐちゃぐちゃにしたが、その責任を労働者に転嫁している。労働者 を切れば経済が助かると叫んでいるのではないのか? 資本の構造調整に備える ところはたったひとつだ。まさに労働組合に団結することだ」と話し「誰も代 わりに雇用を保障してくれない」と非正規職労働者の労組加入を訴えた。 現在、自動車部品メーカーのヒョムン工団のトギャン産業も正規職を対象とし て12月8日までに50余人の名誉退職申請を受けつけているという。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-12-14 15:37:03 / Last modified on 2008-12-14 15:37:04 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |