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韓国:[1万人宣言]非正規職のない世の中を作る2次行動の日
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「一つになることが私たちの武器」

[1万人宣言]非正規職のない世の中を作る2次行動の日

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年09月23日22時10分

「李明博政権が最も恐れているのは、私たちが大きく一つになることです。労 働者と市民が一つになり、ネチズンと非正規職が一つになることが私たちの最 も大きな武器です」

ソウルの清渓広場に大きな円が描かれた。非正規職のない世の中を祈り、作ろ うとうる人々が、一緒に作った円だった。円を作った人々は、一緒に笑い、踊っ て、互いの体をあわせて挨拶をした。人々の挨拶は初めての出会いだが、最後 まで一緒にするという決意を含んでいた。

今日(9月23日)午後7時からソウルの清渓広場には『非正規職のない世の中作り 2次行動の日』に参加した労働者、市民、学生などが灯した約500本のキャンド ルでいっぱいだった。歌と話、そして共に作ったパフォーマンスで満たされた この日のイベントには1万人宣言に参加した各界各層の人々が参加した。

長ければ4年、短くても1年以上非正規職という苦痛と戦っている労働者たちが 舞台に上がった。

イーランド一般労組のイ・ギョンオク副委員長は「去年の夏、キャンドルが清 渓広場と市庁周辺を埋めた時、われわれは何をすればいいのかわからず、また 私たちの話が人々の記憶の中に消えるのではないかとむしろ絶望していた」と し「だがわれわれは共に集まり、キャンドルを共に灯した。非正規職撤廃の日 まで、最後まで戦おう。とても元気が出る」と話し、目がしらを赤くした。

GM大宇社内下請支会のイ・デウ支会長も「これからあとどれほど飢え、どれほ どさらに高く上り、どれほど長く頑張れば勝てるのかわからないが、今日この キャンドルの力で退くことなく最後まで戦う」と話した。

この日のイベントには1万349人の宣言者が少しずつ出し合った金1千万ウォンが 長期闘争事業場労働者たちに伝えられた。

ソン・ギョンドン詩人は闘争基金を渡しながら「聖書に登場するオビョンイオ の奇跡を今日私たちが作った」とし「連帯する心を10倍、100倍にして仲間たち に差し上げる」と伝えた。

この日のイベントには、世宗文化会館支部の組合員とバンド・チュ、シルバー ライニングなどが歌公演で参加した。

イベントに集まった人々は『非正規職撤廃のための1万人宣言文』を共に朗読し た。参加者たちは宣言文で「われわれは非正規職という名の物神神話を全面的 に拒否する」とし「非正規職は構造的な労働搾取の典型で、二極化を固着させ る反人間的な制度だ」と指摘、「だが政府は数百万のキャンドルの民心に耳を 塞ぎ、数百、数千日を戦う非正規職長期闘争事業場労働者と彼らが代表する 890万の非正規職の未来と希望に耳を塞いでいる」と政府の態度を糾弾した。

続いて「われわれは職場と暮らしの場での明白な民主主義の退行に明らかな反 対の意思を明らかにする」とし「すべての職場と暮しの場で、『大韓民国の主 権は国民から出てくる』という憲法1条の精神が実現されることを希望する」と 明らかにした。

▲この日のイベントの最後はリンゴを使った集団パフォーマンスで終わった。

http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&id=44211原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-25 02:38:11 / Last modified on 2008-09-25 02:38:11 Copyright: Default

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