事務金融連盟、コスコム正規職労組に懲戒方針

「非正規職闘争に反労働者的な態度」代議員大会で全員一致で決議

連盟内初の非正規職闘争のコスコム非正規支部闘争に力を集中させている民主 労総全国事務金融労働組合連盟が、臨時代議員大会で公式にコスコム正規職労 組を懲戒に回付することを決めた。

事務金融連盟は10月17日に汝矣島の韓国火災保険協外大講堂で大産別労組建設 方針と日程、下半期事業計画を確定する臨時代議員大会を開き、特別に1か月を 越えるストライキ闘争と一週間の高空ハンストを展開しているコスコム非正規 支部を支持する闘争決議文を採択した。この闘争決議文には、△コスコム資本が 現事態を迅速に解決できるように即刻誠実交渉に出ることを要求し、闘争に連 帯する、△コスコム非正規支部が直接雇用完全正規職化を勝ち取るまで連帯闘争 するといった内容が含まれている。

また「今回の闘争に関連して、反労働者的な態度を見せているコスコム(正規 職)労組は、これ以上『労働者は一つ』という大義を回避せず、即刻連帯闘争に 立ち上がるよう要求する」とし、事務金融連盟中央委員会会議にコスコム労組 を懲戒回付することを全員一致で決議した。

コスコム正規職労組は今年の7月、コスコム非正規支部が1次ストライキ闘争で 会社側と基本合意書を締結した時、これに反対し始め、会社が交渉を決裂させ るようにするなどの動きで非正規職労働者の反発をかった。当時コスコム非正 規支部は「正規職労組が先頭に立って非正規労働者弾圧を助けている」とし、 労働組合事務室を抗議占拠した。

コスコム労組は今も事務金融連盟次元のコスコム非正規支部闘争指針には全く 参加せず、むしろ闘争撤回を要求しているという。最近では正規職員が非正規 支部組合員が所属する請負会社の収益金を配当された事実まで明らかになって、 葛藤の谷が一層深くなった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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