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韓国:天の扉が開いた日、生計を閉ざされた非正規職労働者たち
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天の扉が開いた日、生計を閉ざされた非正規職労働者たち

開天節(建国記念日)記念イベント場の前で非正規職労働者が記者会見

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年10月03日16時01分

「われわれは生計を盗まれた」

空の扉が開いて国ができたことを記念する開天節(建国記念日)。広く人々に利 益をおよぼすという弘益人間の精神は、現実には「非正規職を広く拡散させ、 人々に利益をもたらすことができる」という非正規法の偽りで汚されている。 開天節記念イベントが行われた世宗文化会館の前には、非正規職労働者たちの 悲鳴が鳴り響いた。

▲非正規職労働者たちは開天節記念イベントが行われる世宗文化会館の前で記者会見を行おうとしたが警察の妨害で近くでするほかはなかった。

記念行事には身分が高い人々が参加するという理由で警察に阻止され、イベン ト会場に近付くこともできなかった非正規職労働者たちは「生計を盗まれた」 と鬱憤を晴らした。今日(10月3日)、KTX-セマウル号列車乗務支部、ニューコア- イーランド労組、コスコム非正規支部など、現在の職場を守るために戦う非正 規職労働者たちは共同で記者会見と決意大会を開いた。

彼らは「長い間の民族の鎖、労働者民衆の苦痛の源泉である分断を断ち切り、 新しい統一の日を開こうと南北の首脳が手を握っている」、「だが非正規職労 働者たちは苦しんでいる。世の中と民族と国を照らす光は、なぜ非正規職労働 者だけを避けるのか」と声を揃えた。

「非正規法が非正規職を保護するという言葉は信じない」

コスコム非正規支部のファン・ヨンス支部長は、「われわれは非正規法で保護 されるどころか偽装請負で人身売買されている」とし、「非正規法の問題は、 単にひとつの事業場だけの問題ではない」と述べた。ソウル大病院分会のキム・ ウニ組合員も、「非正規法が施行された日に資質がないからと解約された。資 質がないのなら、すでに解雇されているはずなのに、なぜ23か月間は何も言わ ずに働かせたのか」とし「私は最後まで戦って非正規職労働者の要求が正当だ ということを見せる」と話した。

記者会見に参加した非正規職労働者たちは「政府が甘言で非正規職を保護する と言って作った非正規職法が、労働者を保護できるという言葉は今、誰も信じ ていない」とし「政府がしたことの決着は政府がつけるべきだ、それはすぐ 非正規悪法を廃棄すること」と声を高めた。

「個別事業場を越えて、対政府共同闘争に突入」

彼らは記者会見の後、世宗路小公園で決意大会を開いた。多様な非正規職闘争 事業場が演劇、替歌、律動などを準備して決意大会にきて、楽しい雰囲気で進 められた。

▲決意大会でコスコム非正規支部組合員たちは正規職と非正規職の連帯で闘争に勝利するという内容の演劇をした。

彼らは「政府は『保護』という偽りの名前で非正規職を愚弄した。だがわれわ れは闘争で、彼らの非正規『保護』という主張が結局は偽りだったことを暴露 した」とし「今、個別事業場の要求を越え、非正規法廃棄と権利立法争奪のた めの対政府共同闘争に突入する」と決議文で明らかにした。

決意大会は非正規労働者の希望を書いた紙を風船につけて飛ばして終わった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-10-11 04:49:49 / Last modified on 2007-10-11 04:49:50 Copyright: Default

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