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GM大宇車、非正規職労組設立直後の弾圧で物議宣伝戦に暴力事態、幹部解雇に業者廃業と外注化推進
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2007年09月28日17時21分
昨年1750人の整理解雇者を復職させ、繰り返し「労使共生」のイメージを強調 してきたGM大宇自動車が、非正規職労働者への弾圧を続けていることへの反発 が絶えることなく続いている。 GM大宇自動車仁川富平工場にGM大宇自動車非正規職労働組合が設立されたのは 去る9月2日。労組が設立されるとすぐ翌日から暴力事態が起きた。労働組合の 設立による工場前宣伝活動中に、GM大宇自動車労務チームと下請け業者管理者 が組合員に暴行したのである。 金属労組GM大宇自動車非正規職支会によれば、9月3日と4日の2日間、元請労務 チームと各下請け業者社長も総動員して労働組合の宣伝戦を妨害したという。 当時の暴力事態で正規職労働者が目と鼓膜を負傷して手術を受けた。また、腰 の負傷、擦過傷、顔と頭への殴打など、負傷者が続出したという。 非正規職労組組合員、多くの業者の相次ぐ廃業... 「報復性解雇」の疑い 一週間後の9月10日には、非正規職労組事務長のイ・ヨンス氏が大宇第一(株)か ら解雇された。また、労働組合の幹部6人が相次いで解雇された。また最近では 非正規職労組に加入した労働者が多い企業を中心に、廃業と外注化が行なわれ、 労組から「労組設立による報復性解雇」という反発をかっている。 非正規職労組の組合員が多いスピードパワーワールド(株)は、秋夕連休前日の 9月21日、「9月30日廃業」を理由に所属労働者への解雇を通知した。労働組合 によれば、スピードパワーワールドは「退職金がほしければ辞表を書け」、 「辞表を書けば雇用継承する」という言葉で懐柔する一方、「労組加入書を取 り返して持ってくれば雇用継承する」と露骨に労組脱退を勧めているという。 スピードパワーワールドと同じ1次社内下請業者のウクサン企業(株)は、一部の 作業工程を外注化する過程で労組活動に積極的な労働者を選別して解雇通知し たと疑われている。これ以外にもチナプOSS、バツー、チョンソンFM などの業 者が工程移管と外注化手続きをすでに終え、または手続きを進めている。 GM大宇自動車には現在約1500人の1次社内下請労働者がいて毎年10月に業者が再 契約する。だが2003年以後、大規模解約や非正規職労働者に対する解雇はなかっ た。これを考えると、非正規職労組の報復性解雇という主張は説得力がある。 現代自動車蔚山・牙山・全州工場、起亜自動車華城工場、GM大宇自動車昌原工 場など、同じ業界ですでに非正規職労働組合が設立されて活動していることか らも、富平GM大宇自動車は非正規職労組への反応が過度に鋭敏だという指摘が多い。 金属労組GM大宇自動車非正規職支会は「組合員への報復性解雇はGM大宇の旧時 代的な労務管理の決定版」とし「解約された業者労働者は全員が雇用継承され るべき」と主張している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-09-30 23:15:09 / Last modified on 2007-09-30 23:15:10 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |