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韓国:秋夕前に復職させろ
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「松坡区庁は秋夕前に復職させろ」

公共労組、非正規法施行の前日に解雇されたイム・ジョンジェ氏の復職を要求

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年09月18日13時23分

非正規職を保護すると言っていた『非正規法』の施行と同時に解雇された 非正規職労働者イム・ジョンジェ氏に対し、公共労組は 「キム・ヨンスン松坡区庁長は秋夕前に復職させろ」と要求した。

▲チャムセサン資料写真

非正規法施行と共に解雇された非正規職労働者

イム・ジョンジェ氏は松坡区庁で5年間非正規職として電話案内業務を遂行し てきた。だが非正規法の施行前日の6月30日に解雇通知を受けた。その後、イ ム・ジョンジェ氏は公共労組とともに各種の記者会見や1人デモ、出勤闘争な どを行い、松坡区庁側はイム・ジョンジェ氏に対し、8月初めに松坡区民会館 の庁舎管理無期契約職を提案した。

しかし松坡区庁側が提示した勤労契約書には、いつでも非正規職労働者を解雇 できる悪素条項が含まれることで問題になっている『無期契約および期間制勤 労者などの人事管理標準案』をそのまま提示し、労働者から強い批判に直面し ている。

▲松坡区庁で、ソウル大学病院で、オンジュ小学校で、星辰女子高で解雇された女性非正規職労働者たちは共同闘争を進行した。/チャムセサン資料写真

そのため公共労組では、イム・ジョンジェ氏のように闘っているソウル大病院 の非正規職労働者、学校非正規職労働者などと共に、9月初めに国家人権委員会 の建物で座り込みをしたのに続き、バス巡回闘争も行ってきた。

「非正規職生存権を奪う一番松坡?」

公共労組は松坡区庁に秋夕前の復職を強く要求するために、今日(9月18日)、 松坡区庁前で集会を開く。公共労組は「キム・ヨンスン松坡区庁長はブランド 松坡、一番松坡と言いながら、非正規職労働者の生存権を剥奪した」とし、 「非正規法を悪用して正規職への転換を回避するために、イム・ジョンジェ組 合員を解雇した」とこれまでの松坡区庁の態度を指摘した。

公共労組は松坡区庁がイム・ジョンジェ氏の解雇を撤回しなければ「秋夕以後、 総力闘争をする」と警告した。

一方、公共労組は9月初めに行った女性非正規職労働者共同闘争に続き、秋夕 以後には星辰女子高、オンジュ小学校、ソウル大病院などを巡回し、集中集会 を続ける計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-09-22 06:48:04 / Last modified on 2007-09-22 06:48:04 Copyright: Default

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