| 韓国:釜山で屎尿をめぐる闘争 | |
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釜山水営区庁前で屎尿をめぐる闘争「屎尿処理民間委託運営撤回、地方自治体直接運営」を要求
パク・ムンソク現場記者/ 2007年09月17日9時10分
釜山市水営区庁正門前では4か月間の野宿座り込みが続いている。屎尿回収事 業は地方自治体が民間に委託して運営されてきたが、クァンアン環境という民 間委託業者が釜山地域一般労組に加入して活動している組合員を弾圧、解雇し たことで、解雇労働者が復職闘争をしている。6月1日委託業者から解雇された 2人は釜山一般労組の幹部だ。
復職闘争をしている彼らは復職に対する声よりも水営区庁に対して『委託契約 解止』の声を強調している。地方自治体がするべきことを民間業者に委託する ことで、処理容量を偽るなど多くの不法行為と不当利得をあげているという。 釜山地域浄化業界は、民間委託時の契約過程がほとんどが随意契約の形を取り、 契約期間が満了しても引続き同じ業者との再契約が繰り返されている。 委託業者との契約を撤回して、地方自治体が直接浄化労働者を雇用(正規職) すべきだという彼らの要求は、全国各地で行われている非正規職闘争の性格と 大きく違わない。
9月13日午後、水営区庁前で釜山地域の浄化労働者と釜山一般労組の組合員、 そしてストライキ闘争を続けている農協労働者と貨物連帯所属の組合員が集ま り、『水営区庁長糾弾と委託契約解止』を要求してデモをした。区庁長面談を 要求して水営区庁に進入しようとした組合員たちに対し、警察兵力を動員して 阻止、しばらく組合員と公権力の物理的衝突が起きた。テント座込み場が壊さ れたが、3か月続いている野宿座り込みを最後まで見届けようという解雇者た ちの力強い意志は断固としていた。
いまもクァンアン環境と区庁ではこうした解雇者たちの闘争に特別な反応を見 せていない。釜山一般労組は今後、水営区庁長に対して住民召喚運動を本格的に 展開すると明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-09-22 06:40:42 / Last modified on 2007-09-22 06:40:43 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |