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貨物労働者、生まれて初めての健康診断運輸労組貨物連帯本部、10日間全国で無料健康診断
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2009年03月10日15時28分
トラックとコンテナ車両が疾走し、荒涼とした仁川ハン洞沿岸埠頭付近の百塔 交差点に3月10日の午前から活気が漲った。公共運輸連盟運輸労組が準備した無 料健康診断を受けるために訪ねてきた貨物運送労働者で込み合ったのだ。 彼らはテント二棟と移動検診車両二台をせわしく行き来しながら路上検診を受 けられるようになったのには理由がある。自らを特殊雇用職労働者と呼んでい るが、政府からは持込車主で労働者ではなく、健康保険公団の検診が受けられ ない。個人的に健康診断を受けようとしても、長距離運転手には検診のために 一日二日、仕事を休むのは容易ではなく、その費用も馬鹿にできない。 チョ・ソンエ運輸労組労働安全保健局長は「(貨物連帯)組合員たちが『われわ れは一度も健康診断を受けたことがない』と言うのを聞いて、今回の無料健康 診断事業を実施することにした」と背景を明らかにした。
20年間トラック運転をしてきたというカン・チョリョン氏は「最後に健康診断 を受けたのがいつだったのか思い出せない」と恥ずかしがった。運転しながら、 毎年、体調が以前とは違うと感じるが、車を止めて病院に行くのは容易ではな かったという。彼は「貨物連帯に感謝している。周辺の同僚にも知らせ、検診 を受けさせなければならない」とし、付近に駐車しているトラックに向かって 走っていった。 貨物運送労働者を対象にした今回の無料健康診断には、一般健康診断の他にも 脳心血管界疾患関連の危険度を評価する心搏動変移検査などが追加で実施される。 運輸労組と貨物連帯本部は仁川から始めて、3月20日までの10日間、全国各地の トラック駐車場とサービスエリアで無料健康診断を実施する。キム・ダルシク 運輸労組貨物連帯本部長は「10日間検診した結果で貨物運送労働者の健康状態 をデータにして、劣悪な実態を改善する方案を模索する」と明らかにした。
「走る総合病院」貨物運送労働者の健康は 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-03-17 15:25:14 / Last modified on 2009-03-17 15:25:17 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |