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非正規職差別、日常になった通勤バス座席区別...「米国の人種差別を見るようだ」
イ・ジョンホ記者
redflag66@jinbo.net / 2008年12月31日11時09分
非正規職への事業場内差別は度を越えている。 病院の職員食堂利用での正規職と非正規職の差別はもちろん、通勤バスの座席 まで分離している。作業服と名札、食券の色も分けるこうした差別は非正規職 に羞恥心を与える以上に、社会的な烙印に広がっている。 非正規職労働者が座り込みをしている江南聖母病院は、12月29日に職員食堂利 用公告で、非正規職には「注意事項-用役(派遣)職員と公用食券は病院の総務チー ムが販売」することにした。だが正規職には食堂で食券を売る。この病院の非 正規職は、月20枚に制限された食券を買うために、毎月病院の片隅で列をつくっ て配給を受ける珍しい風景を演出するようになる。 座り込みをしているこの病院の非正規職労働者は、「われわれは月20回という 『食事制限』を受ける。非正規職は好きなように食事もできない」とし、差別 のない食券制度を要求した。 D造船は12月18日から正規職員と協力業者の職員の通勤バス座席を分離した。 12月16日にD造船が通勤バスで配った「通勤バス座席指定制施行案内」によれば、 45人乗りバスの前の座席(1-23番)は正規職、後方座席(24-45番)は非正規職に分 けて座ることにした。 人権運動サランバンのパク・レグン常任活動家は、「韓国社会を正規職と非正 規職に分けて、身分による差別を公然化させるもので、60年代の米国の白黒人 種分離政策を見るようだ」と指摘した。 製造業ではGM大宇のように正規職と非正規職の名札の色を変えたり夜食を差別 し、現場で非正規職に違和感を感じさせるのは日常的な事実だ。 現代自動車牙山工場は、非正規職労働者の早期退勤を誘導するため、非正規職 だけは12月15日の夜間組の夜食を支給せず反発をかった。抗議が多くなって、 一足遅く支給された間食さえ正規職間食とは違う種類で物議をかもした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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