| 韓国:「施行令ではなく非正規法廃棄闘争を」 | |
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「施行令ではなく非正規法廃棄闘争を」[事前大会] 117周年メーデー迎え非正規・特殊雇用労働者決意大会 イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年05月01日15時21分 「民主労総はない」 117周年メーデーを迎え、民主労総はソウルと昌原でそれぞれ労働者大会を進 行している。昌原では南北労働者統一サッカー競技が行なわれている。 ソウルでは1日、午後1時30分から労働者大会事前大会として「非正規拡散法無 効! 特殊雇用労働者労働基本権争奪!労働者決意大会」が進められた。事前大 会には雨が降っていたが2千人の労働者、学生、市民が参加した。
大会発言をしたチュ・ボンヒ民主労総副委員長は「メーデーを前にして60才の 老いた警備労働者は解雇の威嚇で焚身し、移住労働者たちは寝る金を節約しよ うとコンテナで寝て死を迎えた」とし、「だがわれわれは何もできなかった」 と残念な現実を伝え、「派遣法施行9年、派遣労働者はますます拡大し、期間 制労働者は500万に肉迫するという」、「87年、97年に労働者大闘争があった が遠い日の話で、今、民主労総はない」と話した。 続いてチュ・ボンヒ副委員長は「施行令に何を入れるか除くかを議論するので はなく、現代版奴隷制度、現代版悪法非正規法案を廃棄する闘争に即刻立ち上 がろう」と声を上げた。
「障害者も労働者もともに闘争するメーデーで」 パク・キョンソク全国障害者差別撤廃連帯(準)執行委員長の連帯発言も続いた。 パク・キョンソク執行委員長は「非正規職と障害者の差別がそのまま残る大韓 民国は幸せでない」とし「大韓民国はただ犬のような世の中でしかない」と述 べ、「闘争するメーデーを作るために、障害者も、労働者も共に人間らしく暮 すために闘争しよう」と話した。 さまざまな闘争単位の闘争発言も続いた。 サービス連盟飲食品流通本部のパク・ワニ宣伝部長は「われわれは仕事を熱心 にすればするほど借金が増える」と飲食品流通労働者たちの暗鬱な現実を伝え た。飲食品流通本部はヘッテ、ロッテ、東亜オスカーで飲み物を販売する労働 者が作った労組で、使用側の過度なノルマの策定と、それにより労働者に戻る 借金にもはや耐えられることができずに闘争している。 パク・ワニ宣伝部長は「労組を創立した日、会社は組合員を拉致監禁までした」 とし「しかし組合員は会社のあくらつな弾圧に屈することなく民主労組死守の ために最後まで闘争する」と声を高めた。
続いて政府の公共部門非正規対策により、むしろ路上に追い出されている公共 部門の非正規職労働者からの発言も続いた。チョン・スウン学校非正規職支部 組合員は「非正規職法で解雇された」と話し、ウ・ソラ労使発展財団分会分会 長は「労働部と経済人総連、韓国労総が共に作った労使発展財団でも非正規職 は解雇されている」と伝えた。 特殊雇用労働者、5〜6月総力闘争に立ち上がる 最後に民主労総特殊雇用対策会議所属単位から、5〜6月総力闘争の宣言があった。 イ・ヒョンスク特殊雇用対策会議副議長は「特殊雇用労働者たちは労働者であ るのに、労働者としての基本権を保証されずにおり、人間らしく暮せずにいる」 とし「盧武鉉政権は非正規職の血の涙を拭って特殊雇用労働者の労働基本権保 障を話したが、何もなされなかった」と盧武鉉政権の労働政策を批判し、 「政権は非正規法を通過させ、資本に免罪符を与えている」、 「特殊雇用労働者は6月、勤労基準法と労組法を改正し、労働基本権を 全て勝ち取るために5月、6月総力闘争に立ち上がる」と声を上げた。 集会に参加した労働者は「非正規悪法完全廃棄しよう」と口を揃えてシュプレ ヒコールをあげ、事前大会を終えた。集会の参加者はその後117周年メーデー を迎える労働者大会本大会で集会を続けた。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:38:48 / Last modified on 2007-05-29 05:38:48 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |