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韓国:蔚山科学大事態、本格交渉開始
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蔚山科学大事態、本格交渉開始

学校、(株)ハニョン、26日に具体的復職案提示へ

蔚山労働ニュース http://www.nodongnews.or.kr / 2007年04月25日12時08分

蔚山科学大清掃外注女性労働者の復職問題に関して、18日の3者の挨拶に続き、 24日本格的な交渉が始まった。

2月23日に解雇通知を受けた後、2ヶ月ほど復職闘争をしてきた蔚山科学大清掃 外注女性労働者の闘争が、交渉の進行で新しい局面に入っている。

23日蔚山労働支庁で本格的な交渉が始まった。

18日には蔚山連帯労組、蔚山科学大、(株)ハニョン3者が挨拶を持って、持続 的な交渉をすることに決めた。

これに伴い24日午後2時、蔚山労働支庁で交渉が始まった。この席にはキム・ ドクサン蔚山連帯労組委員長、キム・スンジャ蔚山科学大支部長が労働側から、 (株)ハニョン社長と蔚山科学大総務課長、彼らを代弁する労務士らが参加した。 蔚山労働支庁は交渉仲裁者の役割で同席した。

交渉で蔚山科学大側は「(株)ハニョンを交渉当事者と認めるか」、「雇用保障 をどこに要求するのか」などの質問をして、直接的な責任を回避する態度を見 せた。

これに対してキム・スンジャ支部長は「以前働いていたその場で働くことに関 心がある、業者がどこでもそれは私たちが関係するところではない」とし、 原職復帰要求をまた一回強調した。

一方、(株)ハニョンも交渉当事者と認定するのかどうかの質問をするなど学校 側と同様の話をしたが、「該当業者の決定方式などに対して学校側が明確にし ないおかしな話がある」と学校側と差を表わすこともした。

交渉は一時間ほど進められ、26日の次期交渉で学校側と(株)ハニョンが清掃外注 女性労働者の復職に関する具体的回答を準備してくることで終わった。

蔚山連帯労組は「交渉に期待はするが、復職の明確な答があるまで地域宣伝戦 などの闘争はやめない」とし、交渉への期待とともに交渉に対する過度な 関心を警戒することもした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:34:06 / Last modified on 2007-05-29 05:34:08 Copyright: Default

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