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韓国:蔚山科学大職員、「また脱いでみろ...一緒に脱ぐか」
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蔚山科学大職員、「また脱いでみろ...一緒に脱ぐか」

「女性労働者たちにまたセクハラ発言」

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年03月09日16時11分

蔚山科学大のある教職員が「復職」を要求して座り込みをしている清掃女性労 働者の座込み場の前で、再びセクハラ発言をして衝撃を与えている。

蔚山科学大職員の金某氏が再び女性労働者にセクハラ発言をしている。

蔚山科学大職員の金某氏は9日午前、女性労働者の座込み場に50人余りの教職 員と共に集まり、学校から出て行けと要求する間、「また脱いでみろ...私が 脱ぐか? いっしょに脱ぐか...」などのセクハラを行い、この席にいた労働者 が荒々しく抗議する事態が行われた。

女性労働者たちによれば、セクハラ発言をした金某氏のこうした行動は、単に この日だけではなく、これまでも続いてきたという。

彼女らによれば「金某氏は女性労働者たちが地下更衣室で座り込みした当時も 座込み場にきて上着を脱ぎ騒ぐばかりか、靴を履いたままの足で食卓を蹴飛ば すといった行動をしてきた」という。

教職員の妄言に怒る解雇された女性労働者たち。

これに、この席にいたある労働者は「多くの人が見ている中でも、平然とあの ようなことを言う。服を脱いで抵抗した女性労働者に何をしたのかも推し量れ る」とし「大学で働く職員が最も基本的なこともわからない」と非難した。

この日、地下更衣室から引き出され、本館前で野宿座り込みをしていた女性労 働者の座込み場には、教職員と総学生会の抗議デモが続いた。

この日の午前11時頃、総学生会幹部を筆頭に400人余りの学生が座込み場前に 集まり「民主労総は出ていけ」等のシュプレヒコールをあげて10分間ほどデモ を行い、自主解散した。

またこの日集まった教職員は、セクハラなどの刺激的な発言を続けて座込み場 の労働者たちを刺激し、暴力事態を誘発させようとするような態度を見せた。

現在、蔚山科学大の中には警察1中隊が常駐している。

一方、民主労総蔚山本部はこの日の夕方6時、緊急に蔚山科学大正門で集会を 開く予定で、蔚山地域の女性団体も今回の事態解決のために緊急の会合を準備 している。蔚山科学大清掃労働者たちの復職闘争は、急速に蔚山地域全体の闘 争に広がりつつある状況だ。(チョン・ギエ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-03-11 22:30:15 / Last modified on 2007-03-11 22:30:15 Copyright: Default

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