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韓国:大韓旅行社、正規職要求に反発
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「最低賃金を保証しろ」..時限スト

大韓旅行社、「月25万ウォン、手当て5千ウォン」正規職要求に反発

オ・ドヨプ記者 odol@jinbo.net / 2007年02月05日10時18分

ソウル女性労組観光通訳案内士支部の組合員14人は、最低賃金保障、業務配分 での不利益中断、誠実交渉などを要求し、今日(5日)から13日まで時限ストに 入る。

観光通訳案内士支部は国内一番の旅行会社といわれる大韓旅行社非正規職職員 で構成されている。

大韓旅行社は、非正規職の観光通訳案内士たちを自由所得業者に区分し、最低 賃金にもならない「月20万ウォン、1日の手当て7千ウォン」で専属契約職とし て雇用してきた。

昨年12月21日に大法院は、観光通訳案内士は自由所得業者ではなく労働者だと いう判決を下し、契約を解除されたアン・ミギョン氏は不当解雇と判決した。

大法院の判決以後、大韓旅行社は専属契約職職員たちに対して正規職発令と共 に「月25万ウォン、1日の手当て5千ウォン」の賃金契約書に署名することを要 求した。

労組は「大法院判決が下され、非正規職員を正規職として雇用するという名目 で、最低賃金にもならない月25万ウォンを受け取れと強要」し、「これに同意 しない組合員には業務を配分しないなどの不利益を与えている」とストライキ の理由を明らかにした。

イム・ジュンヌィ組合員は「組合員は、8年から20年の間、大韓旅行社だけで 働いてきた職員だ。法定最低賃金を要求する組合員の要求は無理なのか? 当 然の要求も無視され、ストライキをしなければならない境遇が残念だ」とし、 午前11時に大韓旅行社前で開く予定のストライキ集会場に向かった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-02-13 03:34:46 / Last modified on 2007-02-13 03:34:48 Copyright: Default

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