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韓国:公共非正規労働者のソウル地方労働庁連帯集会
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公共非正規労働者のソウル地方労働庁連帯集会

KTX乗務員、 不法派遣厳正な調査を要求

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年08月31日17時43分

イジョンウォン記者

イジョンウォン記者

民主労総の公共連盟が進めている長期闘争事業場集中集会の一環として、 8月31日午後2時30分、ソウル地方労働庁前でKTX乗務員の不法派遣の判定を 要求する決意大会が開かれた。

この日の決意大会には、KTX乗務員をはじめ、研究専門労組租税研究院支部、 建設エンジニアリング労組ドウ支部、科学技術労組産業技術評価院支部、公共 サービス労組などの公共部門非正規職労組組合員をはじめ、上京闘争をしてい る浦項地域建設労組組合員約40人など、およそ300人が参加した。

公共連盟のホイン副委員長は公共連盟の集中闘争の対象事業場のうち、 群山サービスエリア労組の臨時団体協議が妥結したことを伝え、「公共連盟の 10個所あまりの長期闘争事業場の1個所が妥結したので、KTXの同志も不法派遣 の判定を引き出して、これから力強い闘争にしよう」と演説した。

イジョンウォン記者

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この日の決意大会で司会をしたソウルKTX乗務支部のハンヒョミ副支部長は、 「KTXの乗務員は、唯一韓国鉄道流通に外注委託され、新入社員教育などはす べて鉄道公社に委託して進められた。乗務員運用、定員配分、教育配置など、 乗務員の運用全てにわたって鉄道公社から直接支配介入を受けていた」と指摘 し、「すべての作業で列車チーム長の直接の指揮統制を受けており、すべての 証拠資料を確保して、すでにソウル地方労働庁に提出した」と話して不法派遣 の判定を要求した。

釜山KTX乗務支部のチョンヘイン支部長も「ソウル地方労働庁が本当に労働者 のために働く所なら、本人の職務を理解し、本当に労働者のための判決をする ことを切実に望む」とし、「今日、支援にきてくれた同志のみなさんに、きっ と現場に帰って微笑で報いる」と発言した。

KTX乗務員の不法派遣に関しては、イサンス労働部長官が「9月中旬頃に調査結 果を発表する」と述べ、ソウル地方労働庁は現在、陳情人調査と被陳情人調査 を終え、参考人調査に入った状態だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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