本文の先頭へ
韓国:非正規法案対応ために共闘本結成
Home 検索

民主労働党-民主労総、非正規法案対応ために共闘本結成

共闘本、 民主労総労使関係民主化方案実現のための活動に突入

チョンヨンジン記者 jeremi20@jinbo.net / 2006年07月06日13時11分

民主労働党、民主労総の両組織が各々選挙と5.31地方選挙で延期されていた定 例協議会を6日午前に開いた。民主労働党中央党事務所では民主労働党ムンソ ンヒョン党代表、チョジュノ民主労総委員長をはじめ23人が参加し、2006年に 第一回定例協議会を開いて非正規法案と政府労使関係先進化方案などに対する 対応方針を集中議論した。

会議前の冒頭発言でチョジュノ民主労総委員長は双竜自動車の追加産別転換の しらせを伝え、「これから産別労組が労働者の政治勢力化にいかなる影響を及 ぼすのか、民主労働党と共に準備すべきだ」と話した。

ムンソンヒョン民主労働党代表も「金持ちになった気がする」と産別転換を祝 い「簡単ではないが金属労組が中心になって、非正規職ともともにすべての労 働者が一つだということを見せてほしい。民主労働党と民主労総が力を合わせ、 落ち着いて一つ一つ取りまとめていこう」と両組織間の協力を強調した。

これに民主労働党と民主労総はムンソンヒョン党代表とチョジュノ委員長を共 同代表にした共同闘争本部(共闘本)を結成することに合意、両組織の事務総長 を執行委員長に、企画、政策、対外協力などの実務ラインを構築して毎月1回 定例会議を開くことに決めた。

こうして結成された共闘本は、下半期国会に対応し、公務員基本権と特殊雇用 労働三権、産別交渉法制化などを含む8つの民主労総労使関係民主化方案を実 現する活動をすることにした。特に、共闘本内に別途非正規対応チームを置き、 毎週の定例会議で9月の定期国会までに非正規法案修正案を用意することにした。

またこの日の定例協議会では、FTA交渉阻止闘争と平沢米軍基地拡張阻止闘争 のために共同で努力することを追加合意した。特に韓米FTA交渉への対応と、 これに関する権ヨンギル議員の代表発議で国会に提出されている通商手続き法 の処理と、9月の訪米代表団活動などに対して積極的に協調することを確認した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-10 00:40:10 / Last modified on 2006-07-10 00:40:11 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について