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韓国:裁判所、競馬振興不法派遣認定
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裁判所、競馬振興不法派遣認定

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

2年近く不法派遣との闘いを行っている公共連盟競馬振興労組が、裁判所から 不法派遣を認められた。これは初めて公企業での不法派遣を裁判所がて認めた ものであり意味が深い。しかし裁判所は「合法的な派遣ではなく不法派遣なの で、『派遣勤労者保護に関する法』により、雇用擬制が適用されず、雇用継承 の理由はない」と判決し、論議が続いている。労組はこれに反発し、直ちに 控訴する計画だ。

水原地方裁判所第9民事部は「競馬振興は、勤労者派遣事業の許可を得ていな いばかりでなく、この事件の外注契約の目的とされた業務が勤労者派遣事業が 許される業務に該当しないので違法な勤労者派遣」と競馬振興の不法派遣を認 めた。

これまで馬事会側は不法派遣はしておらず、合法的な請負契約と主張してきた。 これに対して裁判所は「たとえ契約書では請負業務という用語を使っていても、 実際には請負契約ではなく勤労者派遣契約」と明らかにした。これに対して公 共連盟は「結局盧武鉉政府の非正規職拡散政策により公共機関が法を犯し、間 接雇用労働者を量産してきた点がはっきり確認された」と指摘した。

2006年06月26日15時21分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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