| 韓国:コオロン整理解雇、イウンニョル会長との談判だけが残った | |
| [MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
コオロン整理解雇、イウンニョル会長との談判だけが残った「コオロン闘争は労働者の未来がかかった問題だ」 連帯を呼び掛ける オドヨプ記者 odol@jinbo.net
6月8日コオロンのイウンニョル会長と面談するために城北小学校前に集まったコオロン労組組合員がシュプレヒコールをあげる。 コオロンのイウンニョル会長との面談を要求するコオロン労働者をはじめ、化 学繊維連盟に所属する労働者約300人は8日午後3時、城北小学校前で集会を開 いた。5日に整理解雇撤回を要求して大統領府前のタワークレーンで座り込み をしていたコオロン整理解雇者3人が警察に鎮圧され、イウンニョル会長との 面談だけが問題を解決するとし、集会の後にイウンニョル会長宅へとデモ行進 をしたが、警察の封鎖により面談は失敗に終わった。
集会が終わりイウンニョル会長宅へと移動する労働者を戦闘警察車が遮り、組合員が底に横たわって車をどかせと要求している。 コオロンのイサンジン整理解雇者は「労働者の涙を拭うという盧武鉉大統領は、 涙を拭うどころか働きたいと命をかけてクレーンに上った労働者を拘束させた」 とし、コオロン労組のソンジンマン副委員長拘束に抗議した。 また「イウンニョル会長は無能な経営の責任を労働者に転化している」とし、 「労組が賃金カットの苦痛を抱え込み、会社から整理解雇をしないと約束した のに、その約束を破って整理解雇をした」と整理解雇の不当さを訴えた。 化学繊維連盟のペガンウク委員長は「コオロン社主イウンニョル会長を糾弾す るために集まった。今日の闘争で、コオロン労働者が現場に帰れるという希望 を持とう」という大会発言で、「化学繊維連盟が責任性を高め、整理解雇闘争 を勝利に導く」という決意を明らかにした。 集会を終えた参加者は、イウンニョル会長との面談のためにデモ行進を始めた。 だが警察は大型バスでデモ行進を遮った。一時間ほど激しく衝突しながら進入 を試みた参加者は「面談できるまで城北洞で座り込みを続ける」とし、野宿座 り込みに入った。
戦闘警察車両でふさがれた路地の狭いすきを通りイウンニョル会長宅に向かう労働者と、これを防ぐ戦闘警察 この日の集会には亀尾地域の労働者が観光バスを動員して連帯した。亀尾から 来た韓国合繊の労働者は「民主労総がコオロン総力闘争を決意したが、真実性 が疑わしい」とし、高空籠城場鎮圧後の民主労総の対応に不満を吐露した。 「韓国合繊の労働者もまともな月給が支払われたのはずいぶん前だ。この前、 1月の給与の20%、2月の給与の10%が支払われた。50万ウォンにもならない額だ。 コオロン整理解雇者の話を聞くと、すべての労働者がいつでもあの境遇に追い やられると思ってここにきた」と上京闘争の動機を明かした。 また「1年4か月のコオロンの涙ぐましい闘争話を聞き、コオロン整理解雇を防 ぐ戦いはコオロン整理解雇者問題ではなく、全労働者の未来がかかった問題」 とし、「今日ここに連帯に来た労働者も、ほとんどが闘争事業場の労働者だ。 やられたことがなければ苦しみはわからない」と、コオロン整理解雇闘争に連 帯を要請した。 8日の集会には、レークサイド、ウジン、セジョン病院、KTX、オリオン電気、 ハイニックスマグナチップ、韓国合繊などの闘争事業場労働者が出席し、進入 闘争を終えて共に文化祭を開き、今後またイウンニョル会長面談闘争を展開す ることを決意して終えた。 2006年06月09日11時46分 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-06-28 04:44:02 / Last modified on 2006-06-28 04:44:03 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |