本文の先頭へ
韓国:GM大宇高空籠城者断食突入
Home 検索

GM大宇高空籠城者断食突入

「長短期の区分なく 復職希望解雇者は全員復職させろ」

オドヨプ記者 odol@jinbo.net

3月22日に高空籠城に入ったクォンスンマン支会長、オソンボム組合員、チナン 小委員が12日から提供されている食事を拒否してハンストに入った。

クォンスンマン支会長は「今はGM大宇が誠実に交渉に臨むことを要求する」 として断食に入り、「長期・短期の区分なく復職を希望する解雇者全員を 復職させること」を要求した。

現在、高空籠城場は会社側がはしごを切断して鉄条網を張り、外部との接触を 遮断している。また、携帯電話のバッテリー搬入ができず、外部との連絡もで きない。座り込み者たちは、寒さのため風邪を引いたと言われる。

13日、全国非正規職連帯会議はハンストについて、「見るだけでも恐ろしい空 間で3週間以上頑張っており、体力が完全に底をついた状態にある彼らがして いるハンストの姿は、まさに韓国の860万非正規労働者の自画像だ。高空にし がみついたままで食を断ち、死を覚悟しても対話と交渉に応じさえしないGM の姿は、まさに二極化時代の巨大財閥の姿勢だ」という声明を発表した。

GM大宇は非正規職支会とは対話と交渉ができないという立場を固守し、非正規 職支会組合員の現場出入を阻止している。また正門の前で洗剤混じりの水を放 水銃で放水して南川に流し、馬山湾を汚染していると地域社会団体は環境汚染 問題でGM大宇を告発した。

2006年04月13日16時46分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-04-17 03:00:18 / Last modified on 2006-04-17 03:00:18 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について