| 韓国:化繊労働者、工場から追い出され、警察に追われ | |
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化繊労働者、工場から追い出され、警察に追われ韓国合繊は整理解雇者通知、 コオロンは逮捕令状発給 呉ドヨプ記者 odol@jinbo.net 化学繊維連盟に所属する労働者の将来は暗い。韓国合繊は3月21日、携帯メー ルと内容証明で整理解雇確定者に通知を送った。整理解雇に反対して400日以 上の闘争を続けているコオロン労組は、18日にチェイルベ委員長に逮捕令状が 発給された。 外国投機資本により街頭に追い出されたオリオン電気の労働者は、その終わり が分からない。テグァン産業解雇者などの復職闘争は1600日を越えている。唯 一妥結した韓国ファインケミカルは、賞与金200%削減を甘受しなければならず、 労組との交渉で実施することにした30余人の整理解雇をめぐる葛藤が続いている。 コオロン労組、逮捕令状発給 去る14日、果川のコオロン本社に入って座り込みをしたコオロン労組は、17日 にチェイルベ委員長が刃物で動脈を切ろうとする極限状況になり、労組執行部 の構成から8ヶ月ぶりに使用側が労組と初めての対話の席を開いた。 だが労使との初の対話は「化繊連盟とは対話できても、当事者のチェイルベ 委員長とは対話できない」という虚しい結果を残して終わってしまった。 使用側との初の対話が開かれた後、本社ロビー座り込みを解除し、警察は直ち に翌18日、チェイルベ委員長をはじめペガンウク化繊連盟委員長など3人に 逮捕令状を発行した。 コオロン労組は22日「2006年の今日、われわれは再び参与政府での〈有銭無罪 無銭有罪〉の実状を確認する。政府はすでに明らかになったコオロン会社側の 不当労働行為に対しても、これまで処罰を先送りしてばかりいる」という声明 を出した。 韓国合繊、整理解雇確定者通知 韓国合繊は昨年12月中旬、経営上の理由で休業を実施すると同時に250人に 整理解雇予定通知をした。去る11日には争議行為にも入っていない労組を用役 警備140人と救社隊100人を動員、物理力を行使して衝突を起した。 韓国合繊労組は、「会社は1年が過ぎても賃金不払いを繰り返し、今も1人当り 400万ウォン以上の賃金を未払いになっていて、労働者の家庭経済をさらに難 しくしているのに整理解雇対象者だといって家に登記を送達した。そして小さ なお金も惜しいあまりにも経済的に難しい人々を工場から追い出している」と 明らかにした。 また韓国合繊は3月21日、組合員19人に携帯電話のメールと内容証明で 整理解雇確定者と通知した。 キムジンニョン化繊連盟大邱慶北地域本部長は、「好況期には、化学産業は何 の対策もたてずに金儲けに血眼になってばかりいた経営者は、今ではすべての 責任を労働者にかぶせて街頭に追いやっている。これ以上化繊労働者を犠牲に してはいけない」と整理解雇の中断を要求した。 2006年03月23日10時43分 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-03-24 23:57:13 / Last modified on 2006-03-24 23:57:14 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |