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GM大宇不法派遣判定後も...「相変らず不法派遣を強行」

「自動車生産工程全体が不法派遣、すべての非正規職を正規職化せよ」

ユン・ジヨン記者 2013.03.22 17:26

GM大宇昌原工場への大法院による不法派遣確定判決の後も、相変らず昌原工場 の中では不法派遣が続いているという批判が提起されている。

金属労組は現在働いている労働者も不法派遣に当たるとし、昌原工場全体の 非正規職労働者を正規職化しろと主張している。

金属労組非正規闘争本部(金属非闘本)は3月22日午後3時、GM大宇昌原工場前で 記者会見を行い、大法院の判決にもかかわらず使用者側が不法派遣に見ぬふり をし続けているとし、早くすべての社内下請を正規職化しろと要求した。

先立って大法院2月28日、GM大宇昌原工場の不法派遣確定判決とともにGM大宇の 前社長と協力業者代表に対する刑事責任を認めた。該当判決は、元下請の刑事 責任を認める初の事例だ。

判決文によれば、製造業のベルトコンベアシステムはすべての工程が一体化さ れており、特定業務だけを切り離して請負に出すことは不可能だと判断した。 結局、自動車の生産工程では請負が不可能で、自動車メーカーに協力業者の 労働者が投入されたのは不法派遣にあたるという趣旨だ。

金属非闘本は「今回の大法院判決は、自動車の生産工程についての判断だが、 実際にその内容を調べれば、製造業全般への規定と見ることができる」として 「製造業の生産工程では大部分の下請企業が独自の技術と生産設備を持たず、 作業時間と作業速度が元請に決められるなど、実質的な独自性を持つのは難し いため」と説明した。

また、彼らは大法院の判決にもかかわらず、GM大宇と現代車の使用者側は不法 派遣に見ぬふりをし続けているとし、すべての社内下請を正規職化することを 要求した。金属非闘本は「大法院の判決にもかかわらず非正規職労働者の要求 を無視するGM大宇と現代車を糾弾し、すべての社内下請正規職化を要求する」 と明らかにした。

労組は現在、昌原工場内には約700人の非正規職労働者がいると把握している。 金属非闘本は「正規職と非正規職の工程を分離し、表面的には真性請負のよう に現場を変えたが、最高裁判決で確認されたように不法派遣は今も強行されて いる」と説明した。

一方、彼らは記者会見文で、△完成車メーカーの自動車会社は、大法院の最終 判決を受け入れ、工程の分離と新規採用のような小賢しい方法を諦め、すべて の社内下請労働者を正規職化しろ、△現代車の鄭夢九(チョン・モング)会長、 GM大宇の責任者を再調査し、拘束処罰しろ、△整理解雇、非正規職を撤廃しろ と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-03-23 04:11:13 / Last modified on 2013-03-23 04:15:22 Copyright: Default

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