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韓国:非正規職籠城団:ハンスト闘争突入記者会見文
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ハンスト闘争突入記者会見文

著者 籠城団

作成日 2004年09月17日11時46分16秒

〈記者会見文〉労働法改悪阻止と非正規職権利保障立法争奪のための籠城団記者会見

2004年9月16日を期し 民主労総所属全国非正規職労組代表者連帯会議(準)と 韓国労総非正規労組連帯会議の代表者が ヨルリンウリ党占拠籠城に突入した。 われわれは何故占拠籠城という厳しい闘争に入っていかざるをえなかったか? 盧武鉉政府は非正規職乱用を防ぎ、差別を解消するという対国民公約を破り、 労働法改悪案を一方的に発表した。 この2年間、盧武鉉政府の公約履行を待ち望んでいた非正規職労働者の 期待は絶望に、希望は憤怒に変わった。

政府は全業種に勤労者派遣制を許し、期間も3年に延長するという。 98年のIMF経済危機を口実に導入された勤労者派遣制によって、 50万の非正規職労働者が中間搾取と奴隷労働に苦しめられている。 「下請け労働者も人間だ」だと絶叫して散花した現代重工業の パクイルス烈士の叫びがいまだに生生しい。 政府はあらゆる労働者を2等人間にする派遣法改悪を推進している。

期間制雇用はどうか? 3年範囲で期間制雇用を全面自由化しようという政府案のとおりなら、 さらに雇用創出をはばかる企業の形態を一層あおるようになるはずだ。 企業のあらゆる業務に安価な非正規職労働者を使えるのに、 どの企業が安定した雇用を提供しようとするのか? 政府が必要な人材を採用せず、非正規職を活用する誤った形態によって 勤労福祉公団非正規職労組のイヨンソク烈士が若い命を落としてしまったではないか? 盧武鉉政府の非正規職立法案は、 800万非正規職労働者に対する差別と人権蹂躙を固着させるものだ。 既に減るだけ減った安定的雇用を一層縮小させる法案だ。 月次休暇を要請したという理由で首を切る前近代的な労働現場をあおる法だ。 憲法に保障された労働組合を結成したという理由で一朝一夕に なつかしい仕事場を奪われる現実をほう助するものだ。

このような状況で、執権与党は無責任と無事安易で一貫している。 非正規職労組代表者の籠城を言い訳にして面談を拒否している ヨルリンウリ党党議長を見れば、 与党がかくも現実認識が安易で国民を無視できるのか慨嘆せざるを得ない。

800万非正規職労働者の現実と1400万全体労働者の未来を左右する 非正規職立法を控えて、非正規職労組代表者は籠城に突入せざるを得なかった。 大統領と執権与党が労働法改悪案を撤回して 非正規職労組代表者と対話しなければ、私たちの闘争は続かざるをえない。 この時間から非正規職労組代表者は籠城と共に断食闘争に突入する。

今回の籠城闘争は開始でしかない。 大統領と与党が法改悪を強行して 非正規職労働者の権利保障立法を無視し続けるなら、 一層大きな闘争に直面するようになるはずだ。 民主労総と韓国労総、全国の非正規職労組代表者は、 法改悪阻止と権利保障立法争奪のための総力闘争を決意するところだ。

〈私たちの要求〉

ひとつ、非正規職愚弄する労働法改悪を即刻中断しろ!

ひとつ、現代版奴隷制度、派遣法を撤廃しろ!

ひとつ、非正規職使用を制限して常雇い非正規職を正規職化しろ!

ひとつ、特殊雇用労働者も労働者だ。労働法を適用しろ!

ひとつ、間接雇用労働者の実質使用者である元請け使用者性を認めろ!

ひとつ、非正規職の労働三権を保障しろ!

ひとつ、非正規職問題解決のために盧武鉉大統領と李富栄ヨルリンウリ党議長は 非正規職労組代表者との対話に即刻出てこい!

〈私たちの要求〉

ひとつ、非正規職使用を制限して常雇い非正規職を正規職化しろ!

全体労働者の60%が非正規職になるまで政府は何の対策も建てなかった。 むしろ非正規職量産と差別を拡大する法改悪を推進している。 大多数の非正規職労働者が企業の常時的な業務を担当しながら 単に「非正規職」という理由だけで雇用不安とあらゆる差別に苦しめられている。 企業は生産的投資と技術革新は度外視して 低賃金労働者に対する搾取に血眼になっている。 このように歪曲された形態を正すために、 期間制雇用は一時的業務に限って許されなければならない。 非正規職を常時的業務に使用しながら再契約過程を口実に雇用を威嚇して 労働組合を弾圧する形態は中断されなければならない。 常雇い非正規職を即刻正規職化して差別を撤廃しろ!

ひとつ、特殊雇用労働者も労働者だ! 労働法を適用しろ! 建設運送、貨物運送特殊雇用労働者、保険募集人、塾教師、 ゴルフ場キャディ(競技補助員)、看病人など、 100万特殊雇用労働者が「個人事業主」という見かけの下に 権利を保証されずにいる。 企業は費用を節減する目的で労働者に個人事業主になることを強要して、 労働法の最低基準さえ守らない。 多くの特殊雇用労働者が長時間労働・低賃金に苦しめられていて、 労働災害に無防備に露出している。 生計を悲観して自殺する貨物連帯組合員、 会社の不当営業強要で命を失った塾教師の境遇は、 韓国の特殊雇用労働者の苦痛をいきいきと見せている。 特殊雇用労働者の労働者性を認めて労働関係法を全面適用しろ!

ひとつ、間接雇用労働者の実質使用者である元請け使用者性を認めろ! 派遣・用役・社内下請け間接雇用労働者は、 実際の労働統制は元請けから受けながらも派遣・用役業者から中間搾取されている。 元請け使用者は間接雇用労働者を使用して利潤を得ながら 勤労契約書上の使用者でないという理由で労働法上の何の責任も負わない。 自分が使用者ではないから労組とは交渉できないと主張しながら 他方で労組幹部を解雇し、社内下請けを統制する現代自動車の事例を見ろ。 前に非正規職労組と交渉するといいながら、 後になって用役契約を解約して合法ストライキに公権力を動員した グッドモーニング新韓証券の形態を見ろ! 間接雇用労働者の実質使用者である元請けの使用者性を認めて 労働法的責任を付与しろ!

ひとつ、非正規職の労働三権を保障しろ! 大韓民国憲法には労働三権が明示されているが、 非正規職労働者には絵に描いた餅でしかない。 労働組合を作れば会社が廃業して組合員が解雇されるのが 非正規職労働者全員が体験している苦痛だ。 業務開始命令制という稀な悪法下で 貨物連帯、建設元請けを相手に団体交渉を要求したという理由で 恐喝・脅迫罪を問われた建設日雇労組、非正規職労組の首を絞める罪は、 損害賠償・仮差押さえ、雇われチンピラと公権力に踏みにじられた 非正規労組の姿が今の惨めな現実だ。 非正規職労働者の労働三権を保障して、不当労動行為を行なう使用者を厳重に処罰しろ!

2004年9月17日

民主労総全国非正規労組代表者連帯会議(準)韓国労総非正規労組連帯会議

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2004-09-18 10:06:24 / Last modified on 2005-09-05 05:19:13 Copyright: Default

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