| 正規職労働者は準備されているか | |
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[特集企画][連載]非正規職、組織で会おう(1)労働と世界 第212号 <正規職労働者は準備されているか>[物心両面でまだまだ] [「われわれは彼らとは違う」という認識が相変らず…組織化を遮る障害] 非正規職労働者が全体の半分を越える7百万に達している。彼らが受ける苦痛 と差別がどれほど深刻なのかは、いまさら言及するまでもない。問題は、解決 の方案なのであるが、雇用条件が非常に不利であるために彼らは制度改善活動 どころか団結すること(労組設立)さえできない実情だ。そのために組織労働者 の支援と連帯が何よりも切実だ。これは事実、組織労働者自身の雇用と労働条 件を守り、停滞に直面した労働運動の活路をあける道でもある。 民主労総が非正規職撤廃百万署名運動に組織力を集中するのもそのためだ。非 正規職組織化をめぐる現実と課題を10回あまりにわたり探ってみる。 去る4月、蔚山現代自動車のある現場組織は、非正規職労働者を相手に意識調 査を行った。1万人を越える社内下請け労働者のうち、調査対象は272人に終わっ たが、正規職を眺める彼らの視点はかなり否定的だった。応答者の44%が「下 請けとしてひどい対応をされ、誇りを傷つけられる」と答え、「下請け-正規 職を区分しない」という応答は30%以下だった。 民主労総蔚山本部のイドンイク組織部長は「下請け労働者たちは労働条件や賃 金だけでなく、正規職からの人間的な侮蔑感を感じているようだ」と話した。 現代自動車だけではない。 現代重工業労組のニュースレター<民主航海>は、今年から非正規職関連の欄 を新設し、隔週に一回2ページを割いている。初回が出たときは別に問題がな かったが、連載が2回目になると、「私達が出した組合費で何故下請け労働者 のための新聞を印刷するのか?」という抗議の電話が労組編集局にかかってき た。問題は、このような情緒が現場組合員だけに限られていないという点だ。 やはり蔚山で非正規職関連事業をするある活動家は、最近辛い目にあった。正 規職労組の代議員との懇談会の席で、非正規職に関するいくつかの提案をした が、参加した代議員から「あれこれ要求すれば、1つか2つは通ると思ってるの か」という文句を聞かさせた。 彼は「労組幹部や活動家等も『正規職組合員の情緒』を理由に、しばしば後に 隠れようとする傾向が明確に存在する」と言う。 「同じように争い、共に亡びる?」 去る5月、蔚山を見たある週刊雑誌記者の話もこれと特に違わない。「『会社 は利益が余るから非正規職を使う。共に肩を組んで戦いたいが、それでは共に 亡びる」というのが正規職労働者の一般的情緒のようでした。その上、「非正 規職はさらに何百ウォンか多く出す側に移る人々だ。どうして私達がそんな人 と同じなのか」という話も聞きました。「もちろん、こうした事例が、すべて の正規職労働者の考えを代表しているのではないが、2つの階層の認識の差が 大きく、それが非正規職組織化を遮る大きい障害物であるというのは明らかだ ろう。 障害物はまだある。各級組織の非正規職事業人材と予算がまさにそれだ。民主 労総のキムジョングン対外協力局長(全組織2局長)は、「誰もが重要だと考え るが、非正規職問題が実際に事業の中心に置かれたことはない」と話した。大 部分の連盟と地域本部が他の業務を兼任する未組織担当部署をおき、そのなか でまた非正規職担当者が配置される。こういう事情は最近になって少しずつよ くなっているのは事実だ。特に地域本部では、一般労組を中心として未組織・ 非正規職組織事業を行い、多少弾みがついている。だが、連盟の状況はまだよ ちよち歩きの水準から出ていないところが大半だと分析される。昨年、民主労 総がその実態を調べたところ、全16の連盟のうち、金属、公共、化学など8か 所だけが非正規職担当者をおいていた。さらに別途予算を策定しているのは金 属などの一部を除いて想像するのも難しい実情だ。どんなに重要性を強調して も、非正規職問題が連盟の中心事業になれない状況をまざまざと見せる。 事業人材・予算も非常に不足 公共連盟で非正規職事業を担当するイサンフン組織部長は、自身の経験と考え を直説的にさらけ出した。「連盟が未組織基金を募金すると、最後まで抵抗し て出さない所は、まさに大企業の労組です。関心がないのですよ。振り向きも しません。大きくて力のある労組がこれでは、事業が力を得ることができます か?」イ部長はこんな言葉も付け加えた。「その席に座らせておけば、仕事が できるというのでしょう? 非正規職事業について訓練を受け、鍛練された活動 家もまったくいない実情です」。このように、非正規職労働者組織事業は、総 体的な困難に直面している。実際に組織できる「実弾」も足りず、それを後押 ししてくれる「意識」も脆弱だ。だから、このような状況を克服してみようと いう趣旨も込められた非正規職撤廃百万署名運動の成功も、楽観してはいられ ない。それほど多くはないが、「署名してどうするんだ」という愚痴もある。 世の中には容易なことはないだろうが、相対的にあまり負担のない署名運動で さえ、知恵をしぼり、手足が痛むほど走り込まなければならないのが、非正規 職事業の現住所である。 イサングンchange@nodong.org 2002-09-26 13:32:44 http://news.nodong.org/readview.php?table=newspaper&item=4&no=1630 Created byStaff. Created on 2002-11-17 07:06:55 / Last modified on 2005-09-05 05:19:10 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |