| 韓国:非正規権利立法争奪決死行動の日 | |
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「死ぬより苦しい生、死んでも非正規職撤廃」23日、共同闘争本部 『非正規権利立法争奪決死行動の日』 イコンマム記者 iliberty@jinbo.net 「政府の非正規法案は非正規職みんなを殺す」 政府の非正規法案をめぐり論議が続いている。経済人総連と民主労総の労使交 渉は特別な成果がなく、政府は今年の定期国会で必ず処理するという立場を固 守しており、葛藤が続くものと予想される。そして今回の政府の非正規法案で、 現在は派遣が禁止されている業務である製造業の直接生産工程で不法派遣を使っ た時には直接雇用するという義務規定もなく、論議になっている。
こうした中で、全国非正規職連帯会議、民主労総ソウル本部など『非正規権利 立法争奪と闘争事業場勝利のための共同闘争団』は23日、宗廟公園で『非正規 権利立法争奪決死行動の日』を開き、「政府と政界は非正規法案で非正規職を すべて殺し、すべての労働者を非正規職にしようとしている」と語り、政府の 非正規法案を強く糾弾した。この日の集会には非正規職労働者と労働市民社会 団体会員、市民、学生など500人ほどが参加した。
「非正規職問題は非正規職労働者だけの問題ではない」 全国非正規職連帯会議のクグォンソ議長は大会発言で「宗廟公園は2003年10月 26日にイヨンソク烈士が非正規職撤廃という六文字を残して散った場所だ。わ れわれはそのような非正規職烈士の血と絶叫を肥料として、この場に集まった」 とし、「非正規職問題は非正規職労働者だけの問題ではない。私たちが広い野 原を焼く火種になり、必ず非正規職を撤廃しよう。ゼネストでなければ現在の 危機は抜け出せない。現場でゼネストを組織しよう」と強く訴えた。 民主労総のチョンデファン非対委員長は「コメ開放批准案も通過した。現在の 国会議員は財閥と超国籍資本のためだけの法を作っているのだ」と政府と国会 を批判し、「国会議員ではなく、私たちの手で非正規職を保護し、もう非正規 職のない世の中を作らなければならない。現場に帰り、ゼネストを組織しよう」 と声を高めた。
「死んで非正規職がなくなるのなら死ぬ」 この日の集会には昨日の夜、組合員80余人が警察に暴力的に連行された韓国産 業人材公団非正規職労組も参加した。韓国産業人材公団非正規職労組のイムセ ビョン委員長は、「私たちが昨日、全身に鎖を縛ったのは非正規職の現実が、 抜け出すことができない鎖と同じだからだ。しかし、これほど切迫した非正規 職労働者の絶叫への政権の返事は暴力だった」と政府を糾弾し、「生きること が死より難しい現実で、死ねば非正規職がなくなるのなら死のう。死ぬ覚悟を して非正規職を撤廃しよう」と述べた。
集会の参加者たちは『非正規職撤廃』の六文字を血で埋めた。代表者はもちろ ん、現場の組合員も立ち上がって血書に参加した。続いて参加者は鍾閣駅まで 非正規職撤廃のための三歩一拝を行った。参加者は冷たい冬風が吹きつける中、 「非正規職を撤廃しよう! 特殊雇用労働者の労働者性を認めろ! 派遣先の使用 者性を認めろ!」などとシュプレヒコールを叫びながら、三歩歩いてお辞儀を した。非正規センターの金ソンヒ所長は「われわれが頭を下げるのは、非正規 職撤廃を叫んで死んだ烈士に向けたもので、現場で闘争をしている労働者に向 けたものだ」とし、「私たちに頭を下げるべきなのは非正規職を殺す政権と資 本家たちだ」と主張した。
参加者たちは鍾閣駅で三歩一拜を終え、7時に予定されている民主労総主催の 『非正規権利保障立法争奪民主労総決意大会』に参加するためにまた国会前に 向かった。 2005年11月23日19時11分 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2005-11-25 04:26:51 / Last modified on 2005-11-25 04:26:52 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |