| 韓国:公共労組ソウル本部長、緊急逮捕に拘束令状請求 | |
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ク・グォンソ公共労組ソウル本部長、緊急逮捕に拘束令状請求2年前の漆谷郡守暴行疑惑、「会ったこともないのに暴行?」
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2007年07月13日13時16分
11日、ク・グォンソ公共労組ソウル本部長緊急逮捕
公共労組ソウル本部のク・グォンソ本部長(前全国非正規労組連帯会議議長)に 拘束令状が請求された。警察は7月11日、出勤の途中だったク・グォンソ本部 長を緊急連行し、大邱の漆谷警察署に強制移送した。そして今日(13日)、拘束 令状を請求する方針を確定し、午後2時に令状実質審査を予定している。 連行の理由は、2005年の大邱漆谷環境美化員闘争のためだ。全国非正規労組連 帯会議(全非連)によると、警察は「2年前、漆谷環境美化員闘争の時に漆谷郡 守が暴行関連で告訴告発して召喚状を送ったのが、これに応じなかったため逮 捕令状を発行した」と緊急逮捕の理由を発表した。だが、ク・グォンソ本部長 は警察から召喚状を受け取っていないという。 これに対して全非連は「携帯電話のメールで召喚状を送り、ファックスで召喚 状を発送し、バイク便で召喚状を飛ばすなど、最先端の弾圧方式が検警により 発明されているが、今回は召喚状の発給もなく逮捕令状を受けた」と指摘した。 会ったこともない漆谷郡守への暴行疑惑で またク・グォンソ本部長は、漆谷郡守と会った事実もないという。2年前、漆 谷環境美化員闘争の当時、彼らの要求は「漆谷郡守と会って、交渉で解雇撤回 と雇用継承を話したい」ということだった。全非連は「1年以上の闘争の過程 で、漆谷郡守に会うのがあれほど難しかったのに、会ったこともない漆谷郡守 を暴行したというのだから、いったいどういう話なのか」と強制連行の不当性 を説明した。 漆谷環境美化員闘争では労組委員長を初め指導部3人を警察が拘束した。キム・ ヨンチョル大邱非正規連帯会議議長拘束に続きク・グォンソ本部長まで連行し た。全非連は「12人環境美化員復職を要求したという理由で全非連指導部を含 む5人の非正規職労働者を拘束させた」と糾弾した。 「公共部門非正規闘争にクツワをはめる政府」 公共労組はこの問題を「公共部門非正規闘争にクツワをはめるための検察によ る労働弾圧」と規定した。 公共労組は「当時の事件の証拠を消すこともできず、1万2千人の責任を負う組 織の本部長で逃走のおそれもないのに、2年も前のことで今になって拘束令状 を請求するという検察の行動は、とうてい納得できない」とし「これは韓国の 社会が非正規労働者から生まれる社会的葛藤を解決し、治癒する制度とシステ ムがないということを見せる」と指摘した。 続いて公共労組は「われわれはク・グォンソ・ソウル本部長の釈放のために、 あらゆる努力をする」とし「政府と検察はこれを弾圧で防ぐことはできない ことを明確に知れ」と警告した。 全非連も「拘束労働者後援会によれば、盧武鉉政府以後の拘束労働者数は、 6月30日現在で966人に達する」と述べ、「拘束労働者の70%ほどが非正規労働 者」、「労組弾圧の先頭に立ったイーランドグループをはじめとする財閥総師 の不法には目を塞ぎ、集団解雇と解約という死刑宣告への闘争には全て逮捕令 状を発行する盧武鉉大統領! 財閥の政府、資本家の政府であることを4千万の 国民すべてが理解するまで、全てつかまえてみろ」と強く批判した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-07-15 00:33:33 / Last modified on 2007-07-15 00:33:35 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |