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金属労組現代オートネット下請け支会結成06年現代オートネットのボンテック買収合併で労働者が非正規職化
ユ・ジョンボム現場記者/ 2007年06月19日10時24分
忠北道鎮川市徳山面にある現代オートネット工場の下請け5社で働く労働者が、 6月17日金属労組に加入して現代オートネット下請け支会を結成した。 現代オートネットは1995年に現代電子から出発し、2000年現代オートネットに 分社された。2006年には鎮川のボンテック工場を買収合併した。鎮川ボンテッ ク工場は、現代オートネットに買収合併された後、オートニクスを含む5つの 請負会社に分社されて、労働者たちは間接雇用労働者として非正規職になった。 ボンテック労働者たちの非正規職化は、現代グループ経営権継承と密接に関係 がある。現在現代グループの鄭夢九会長は、△2001年以後秘密資金693億ウォ ンなど900億ウォン台の会社資金横領、△(株)ボンテックをグループ系列会社 に買収合併する過程で第三者配分有償増資を実施し、息子のチョン・ウィソン とグロービスに実際の価値にはるかに及ばない価格で新株を配分し、利益を与 えて支配株主の起亜車には損害を負わせた疑いで起訴、現在裁判が行なわれて いる。ボンテックの労働者たちが財閥家族の「富と経営権の不法贈与」の過程 で犠牲になったわけだ。 最近、現代オートネットが請負会社のうち最も規模が大きいオートニクスを再 び2つの法人を新設して分社する計画の中で、現場の労働者に転籍同意書作成 を強制し、雇用不安を感じた労働者は反発した。請負化の後、勤労条件が下落 したのはもちろん、生産職の女性労働者は最低賃金をわずかに越える劣悪な賃 金と、法的に保障された休憩時間さえ保証されない。物量を満たすために強圧 的に労働に苦しめられ、そのうえトイレも許諾を受けなければならなかった。 当然、適正人材が確保できず、年次月次休暇は夢にも見ることができなかった という。こうした不満が爆発し、労働組合加入の起爆剤になった。 一方、現代オートネット下請け支会は、会社の暴圧的な労務管理と適正人材が 確保されず、現場統制の主役だった管理職も多数が加入した。管理職群の組合 員は、これまでのこうした労働統制が実際に法律違反だとも知らず、社長の強 圧的な指示と物量合わせでやむをえない行為だったことを認め、組合員に謝罪 して今後はこのような現場統制をしないと約束した。 6月18日の昼休み、金属労組大田忠北支部の幹部約30人と現代オートネット下 請け業者所属の約300人の勤務者を集めて設立報告大会を力強く進行し、参加 者全員が加入願書を提出した。この場でチョン・クンウォン支部長は「金属労 組を信じて共に団結し、新しい現場を作ろう」と組合員たちを励ました。また、 その場で請負会社の社長と会い、労働組合認定を確約させ、不当労働行為があ れば支部次元の強力な対応があるだろうと警告した。 支部は19日に顔合わせをして、その後、現場内の勤労基準法違反事案について 現場闘争と法律闘争で突破する予定だ。また、主に労働組合専従、労組事務室 備品、労組活動保障を要求する展望だ。 一方、ハイニックス-マグナチップ社内下請闘争のつらい経験を持つ金属労組 大田忠北支部の関係者は、ハイニックス社内下請闘争の初期の誤りを反面教師 としているとし、現代オートネット下請け闘争だけはハイニックスの前轍を 踏まないよう、あらゆる努力を傾ると語った。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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