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韓国:ニューコア、アウトソーシング業者職員強制投入
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ニューコア、アウトソーシング業者職員強制投入

レジ係業務全体をアウトソース、労組との衝突続く

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年06月11日14時34分

レジ係業務強制アウトソーシング、組合員と外注が衝突

ニューコア労組とイーランド一般労組が10日、共同ストライキ突入を宣言した が、ニューコア側は11日午前からニューコア江南店、山本店、野塔店、仁川店、 ドンスウォン店、一山店、坪村2店でアウトソーシングを進めている。アウト ソーシングが進められる支店では、これに反対する組合員たちと使用側に雇わ れた用役班員との衝突が行われている。

ニューコア江南店には午前10時からアウトソーシング業者の職員がレジに投入 された。そこでレジ業務をしていた既存の労働者は正規職、非正規職を問わず 全員外に追い出されている状況だ。ニューコア労組と連帯組織は午後2時頃か らレジを守るために店舗に入った。これに対して用役班員との間で衝突が起き、 この過程で多くの負傷者が発生した。

2時30分頃、組合員がアウトソーシング業者の職員を追い出してまたレジに戻 り、その場で集会を続けている。

アウトソーシングが行われる支部では支部別ストライキを続けている状況だ。

「これ以上だまってやられてはいない」

[出処:イーランド一般労組]

一方、ニューコア-イーランド一般労組共同闘争本部(ニューコア-イーランド 共闘本)は10日午前、記者会見で「われわれはとても多くの労働者たちが不法 不当な方法で自分たちの生計がかかった雇用から追い出されているため」に、 ストライキに突入せざるをえないと明らかにし、「ストライキを一日すれば、 血のような日当が飛んで行くが、金より重要な雇用と自尊心を守らなければ、 もはや私たちは人間でない」とし「これ以上じっとしたままやられてばかりは いない」と切迫した心情を明らかにした。

ニューコア江南店の前で開かれた1次ゼネスト決意大会には約1500人の組合員 と連帯単位の会員が集まった。

ニューコア-イーランド共闘本は10日の共同ストライキに続き、15〜20日の間 に2次共同ストを展開する計画だ。2次共同ストでは地方にある組合員も全員 上京して闘争する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-17 00:16:47 / Last modified on 2007-06-17 00:16:51 Copyright: Default

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