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現代車、新車投入のたびに減る雇用現代車蔚山4工場M/H協議終了
蔚山労働ニュース
www.nodongnews.or.kr / 2007年06月09日14時26分
現代車蔚山4工場は5月15日にM/H協議(マンアワー交渉、時間当り投入人員交渉) を終えた。余裕人員は多くはなかったが、整理された一時下請労働者の雇用保 障と工程削除による雇用減少の問題は特別な対策をたてられなかった。
人員整理一時下請けに限定 現代車蔚山4工場は、スターレックスの生産量減少で数年間残業ができず、他 工場より賃金が低かった。こうした状況でスターレックスの後続車種である グランド・スターレックス(生産名TQ)の投入によるM/H協議に関心が集中した。 特に、新車投入のたびに工程減少による余裕人員発生で非正規職労働者の雇用 保障問題は常に問題になってきた。 現代車の使用側は最初の提示案で、238人の余裕人員が発生するとしていたが、 交渉の結果は一時下請け38人が余裕人員という結論が出た。また2工場で正規 職労働者が転換配置され、実際の余裕人員は10人未満と確認されている。現代 車支部4工場大委員会は現在彼らが働ける他の工程を確保している。 現代車4工場の新車投入によるM/H協議の結果は、これまでのM/H交渉より余裕 人員が少なく、余裕人員もまた一時下請け労働者に限定されたことで、交渉の 結果は正規職、非正規職労働者たちほとんどが肯定している。 人員縮小のクッション役の一時下請け労働者、減る全体雇用 4工場M/H協議では、既存のM/H交渉より余裕人員の発生は少なかったが、一時 下請け労働者の雇用保障と全体雇用減少問題は依然として残っている。 現代車支部は筋骨格系代替人員(正規職労働者の労災治療期間に一時的に投入 される一時下請け労働者)に対しては公式に認めている。だが新車投入時期の 前後に一時下請けが部分的に投入されているのが現実だ。新車投入時人員縮小 のクッション役をしているのである。 テラカン生産中止以後、工場の合理化工事で長期間休業をしている5工場(51ラ イン)の場合、正規職労働者は通常賃金の70%の賃金を受け取りながら休職して おり、非正規職労働者は無給で休職している。 この過程で非正規職労働者64人が希望退職形態で現代車を離れ、一時下請け労 働者38人は全員整理された。 今回の4工場M/H協議もまた、4工場06年の正規職労働者配置転換により38人の 一時下請け労働者が投入された。変速機事業部の社内招集によるものだったが、 移動した正規職が休業予定だった5工場と新車投入が予想された4工場への配置 転換が集中した。これは該当工程への一時下請け労働者の投入につながり、休 業と新車投入時人員縮小のクッション役をした。 これは再び正規職労働者が働く工程が実際に減少する結果をもたらしている。 こうした過程で現代車に出入りする一時下請け労働者に対し、現代車支部、現 代車非正規職支会すべてが具体的代案と闘争を用意できずにいる。また現代車の 工程が減り、全体的な雇用が減ることに守勢的に対応しているのが現実だ。 4工場M/H協議について、ある現代車非正規職支会組合員は「組合員たちの雇用 が保障されていて、多くの組合員は一時下請けが整理されることに問題意識を 感じずにいる。非正規職労働者が資本により分割管理されていて、非正規職労 働者さえ自身の位置のために非正規職労働者に対する差別に鈍感になった」と 話している。 また他の非正規職支会の組合員は、余裕人員という言葉自体を問題とし、「余 裕人員という言葉自体、新車投入時の人員縮小になることを労働者自身が認め るものだ。この視点からは、新車投入のたびに発生する雇用不安問題は解決で きない」と指摘した。 またある正規職労働者は「昨年、他工場のM/H協議では、使用側は闘う非正規 職労働者を整理する形で余裕人員を整理しようとした。しかし今年、非正規職 支会が誇示的な闘争を組織できず、一時下請けを整理する形で静かに余裕人員 を整理している」と現状況を説明している。(チョン・ムンギョ記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-11 09:13:52 / Last modified on 2007-06-11 09:13:56 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |