| 韓国:蔚山科学大女性労働者の弾圧に地域労働者が連帯を宣言 | |
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「鄭夢準議員が理事長の大学でこれでもいいのか?」蔚山科学大女性労働者の弾圧に地域労働者が連帯を宣言 蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年03月08日11時00分 現職国会議員の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員が理事長をしている蔚山科 学大学東部キャンパスから解雇された蔚山科学大女性労働者は、解雇された後、 座込み場に使っていた本館地下更衣室から7日の朝、この学校の職員40-50人に より、強制的に引きずり出されてきた。
この過程で蔚山科学大支部組合員は服を脱ぎ「触るな」と言って抵抗したが、 職員たちは裸のまま外に引きずり出した。また、女性解雇者の1人は職員に髪 の毛を捕えられた状態で引き出され、頭頂部の髪がすべて抜けるという侮辱を 受けた。 彼女たちは、引き出された後、本館入口に寝袋を敷いて野宿座り込みに入り、 学生に対して宣伝戦と署名運動を行った。 座込み場から這い出してきたキム・スンジャ支部長は「娘たちよ...息子たち よ...7年間掃除をしてせいぜい67万ウォンを払い、解雇してしまった」と痛切 な胸の内を語った。 この時、蔚山科学大側は「ハニョン所属の清掃員と外部の人たちが本館地下を 不法占拠しており、虚偽の事実を学生に流布した。今日10時頃、地下から引き 出したので、学生たちは誘惑されることなく学業に集中するように」という校 内放送をしていた。 蔚山科学大総学生会、「あなた方のために騒がしくて授業ができない...出て行ってくれ」 その間、この学校の総学生会会長と幹部学生約30人が本館前に集まり、「騒が しくて授業ができない...なぜ私たちがこの問題で被害を受けなければならな いのか」とし「学生が授業できなければ責任を取れるのか」と抗議する事態が 発生した。
続いて「今、学生たちがたくさん行き来する場所に座って同情を呼ぼうとして いるのか...なぜ何も知らない学生から署名を集めているのか」と問い詰めた。 これに対して女性解雇者たちは「学校に行って話すべきだ、なぜくやしい私た ちのところにきて言うのか...われわれは地下室にいたのに、自分たちは引き 出されたのに、どうしろというのか」と話したが、集まった学生たちは手のつ けられない状態であった。 また、彼らは署名している学生たちに「署名すれば退学だ」と脅し、見る人々 の眉をひそめさせた。 しかしこの日集まった学生たちは「自発的に抗議しにきたのか? なぜおばさん たちがああしているのか知っているか?」という記者の問いにはとぼけ続け、 まったく返事をしなかった。 彼らが帰った後、署名して行った一人の女子学生に「何のために署名をするの か知っているのか」と尋ねると、「知っている...非正規職が解雇されたので、 そうするのではないのか...われわれは弱者の見方だ」と答えた。 解雇労働者の闘争を支持する署名用紙には、すでにこの学校の数百人の学生が 署名した。ところが総学生会の幹部たちは、数百人の学生が「何も知らずに」 署名をしているという。 民主労総蔚山本部、蔚山科学大糾弾集会開催
清掃外注労働者の裸の抵抗にもかかわらず座込み場が侵奪された中で、同日午 後5時30分、蔚山科学大正門では民主労総蔚山本部主催で蔚山科学大糾弾集会 が開かれた。 この日の集会は、開始前からさまざまな事業場から労働者たちが三三五五蔚山 科学大に集まり始め、約200人の労働者の参加で進められた。 午前中の座込み場侵奪の知らせを聞いたからか、この日の集会は最近の どんな集会よりも参加者の怒りは強かった。
民主労総のハ・ブヨン蔚山本部長は「蔚山科学大清掃外注労働者の闘争は、も はや蔚山科学大だけの闘争ではない。地域全体の闘争に拡大した。蔚山科学大 側は、今日集会が開かれることを知りながら座込み場を侵奪したのは、民主労 総への挑戦でもある。蔚山本部は死活をかけてこの闘争を必ず勝利で終える」 と強力な闘争の意志を表明した。 この日、教職員による座込み場侵奪に対して服を脱いで全身で抵抗したキム・ スンジャ蔚山科学大支部長は「これまで教職員から多くの侮辱を受けてきたが、 今日のようなことが起きるとは考えもしなかった。法を作る鄭夢準国会議員が 理事長をしている学校が、あれこれ法を避けて私たちを弾圧するとは、とても くやしい。多くの仲間の連帯を願う」と涙と共に話した。 キム・スンジャ支部長が発言している間、一部の参加者は涙を見せるなど、多 くの労働者は鬱憤に耐えられない姿を見せた。 この日、正門集会を終えた後、集会の参席者は本館入口に臨時に作られた座込 み場に移動しようとしたところ、警官がこれを防ぎ、一時小競合いが起きた。 小競合いの末に集会参加者全員が座込み場に移動、整理集会を開いたが、彼ら は集会が終わった後もやはりその場から動くことができず、座り込み者たちに 連帯の意を伝えた。 蔚山科学大から解雇された清掃外注労働者たちは、これまで使っていた本館地 下の座込み場から這い出して、今日から本館前で寝袋を敷き野宿座り込みを始 めている。 民主労総蔚山本部は3月8日、執行委会議で清掃外注労働者の闘争支援方案を議 論する予定で、蔚山東区地域代表者会議は7日の午後に議論して市民宣伝戦と 署名運動などを強化することを決めた。(チョン・ギエ、チョン・ムンギョ記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-03-11 22:25:17 / Last modified on 2007-03-11 22:25:18 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |