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韓国:一日の孤独、そして非正規職の佗びしさ
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一日の孤独、そして非正規職の佗びしさ

[フォトニュース] 故チョン・ヨンスク烈士死亡事故安全対策要求韓国鉄道公社糾弾大会

イ・ジョンウォン記者 samakeun@jinbo.net / 2006年12月26日19時02分

20日、ソウル駅広場では、富川駅舎で清掃外注職として働いていて亡くなった 故チョン・ヨンスク烈士を賛える集会が開かれた。この日の集会で参加者たち は韓国鉄道公社とチョン・ヨンスク烈士が属していた(株)SDK外注業者に対し、 チョン・ヨンスク烈士死亡事故の根本的な安全対策をたて、死亡事故の責任を 明らかにすることを要求した。

14日から15日まで誰も知らなかった死

「事故から2週間、鉄道公社も外注会社代表も、どこの誰も遺憾を表明しません。底辺でつらい仕事をしていた人だが、家に帰れば私たち皆大切な人です」と故チョン・ヨンスク氏遺族のチョン・ヨンベ氏が沈痛な表情で話している。

いや、あるいは生きていたかもしれなかった故チョン・ヨンスク氏は、一日、 どんなに寒く、佗びしく、孤独だったでしょう。非正規職という差別で悲しん でいたのに、死んでも非正規職であるために悲しい涙を流させます。

女性連盟組合員が沈痛な表情で遺族の話を聞いている。

非正規職はその名が付けられた瞬間、死ぬまで差別される生か?

死にも階級がありますか?

政府は非正規職を保護する法案を通過させたとあんなに自慢したのに... 死 んだ人の補償には、正規職は2億、直接雇用非正規職は1億、間接雇用には一銭 もないとのことです。韓国鉄道公社は正規職と直接雇用非正規職だけしか損害 保険に加入していなかったそうです。

ははは、間接雇用職は死ぬ時まで差別です。

毎日のように水仕事が絶えずあかぎれになった手を握りながら見送ります。 非正規職撤廃! 正規職化争奪!

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-12-27 23:32:15 / Last modified on 2006-12-27 23:32:17 Copyright: Default

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